動画制作

動画制作の費用相場|種類別・尺別の料金一覧と見積もり内訳、安く抑えるコツ

動画制作の費用は「5万円〜500万円」と幅が広く、相場表だけ見ても自社の場合がいくらになるか分かりません。この記事では相場に加えて、当社ピークスマーケティングが実際に出している見積もりの内訳と、費用が上がる要因・抑える方法を公開します。

動画制作の費用のポイント

  • 相場はSNSショート5〜30万円/サービス紹介20〜100万円/会社紹介30〜150万円。差が出るのは「企画・撮影日数・編集の重さ」
  • 当社の実例:サービス紹介動画60万円(企画10・撮影20・編集25・ナレ5)など、見積もりの内訳をそのまま掲載
  • 費用が跳ね上がる要因は再撮影・演出の追加・3DCGのモデリング。構成を先に固めれば防げる
  • AI生成を組み合わせると撮影・編集コストを下げられる。ただし「AI感」が出ると逆効果のジャンルもあり、使い分けが必要
  • 当社は実写・3DCG・2Dアニメ・AI生成を動画制作として社内で一貫対応。用途と予算を伺えば、どこにお金をかけてどこを削るかをその場で提案できる

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動画制作の費用相場|種類別・尺別の一覧

まず全体像です。動画の種類ごとの相場と、一般的な尺の目安をまとめました。

種類 費用相場 尺の目安 主な用途
SNSショート動画 5〜30万円/本 15〜60秒 認知拡大・エンゲージメント
LP用動画 10〜50万円 30秒〜2分 CVR向上
YouTube動画 10〜50万円/本 5〜15分 SEO・ファン獲得
サービス紹介動画 20〜100万円 1〜3分 商品・サービスの訴求
会社紹介動画 30〜150万円 2〜5分 ブランディング・信頼構築
採用動画 30〜200万円 3〜10分 求職者への訴求
マニュアル・研修動画 10〜80万円 5〜30分 社内教育
アニメーション・CG動画 30〜200万円 1〜5分 仕組みの解説・演出

同じ「サービス紹介」でも20万円と100万円の差が出るのは、企画の深さ・撮影日数・編集の重さ(テロップ/アニメーション/CG)の3点です。尺が長いほど高くなるのは確かですが、実務では「尺」より「撮影日数と編集の種類」の方が費用に効きます。

依頼先別の相場

依頼先 費用相場 向いている案件
大手映像制作会社 100〜500万円 TVCM・ブランド動画
中小制作会社 30〜150万円 企業紹介・サービス紹介・SNS
フリーランス 5〜50万円 SNS動画・簡易撮影
自社制作 0〜10万円 社内用・SNS投稿

実際の見積もり内訳|当社の3つの実例

相場表より役に立つのは「何にいくらかかっているか」です。当社が実際に提示している見積もりを3パターン公開します。

実例1:サービス紹介動画(約1分半)=60万円

項目 金額 内容
企画・構成 10万円 ヒアリング、構成案、絵コンテ
撮影(1日) 20万円 カメラマン・機材・ディレクション
編集 25万円 カット、テロップ、BGM、色調補正
ナレーション 5万円 プロナレーター・収録

実例2:会社紹介PV(約2〜3分)=100万円

項目 金額 内容
企画・構成 15万円 コンセプト設計、絵コンテ、ロケハン
撮影(2日) 40万円 複数ロケーション、出演者調整
編集 40万円 カラーグレーディング、モーション、音響
CG・タイトル 5万円 ロゴアニメーション等

上の動画は当社関連会社・株式会社KMTのコーポレートPVで、この価格帯の制作例です。回り込み撮影(アークショット)や映画調の色調補正など、編集に比重を置いています。

実例3:SNSショート動画3本セット=15万円

1本あたり5万円。既存の素材や1回の撮影から15秒・30秒・60秒を切り出す前提で、企画は簡易、編集はテロップ中心にしてコストを抑えた構成です。SNS用は「1本ずつ作る」より「まとめて撮ってまとめて切り出す」方が単価を下げられます。

小森 健

監修者

小森 健

見積もりを比べるときは合計金額ではなく「撮影日数」と「編集に何が含まれるか」を見てください。同じ60万円でも、撮影1日・テロップのみの会社と、撮影1日・モーション込みの会社では仕上がりが別物です。当社では内訳を必ず分けて提示し、削れる項目と削ると品質に響く項目を事前にお伝えしています。

費用が跳ね上がる4つの要因

見積もり後に金額が膨らむパターンは決まっています。当社の現場で実際に起きたものを含め、4つにまとめます。

1. 構成を決めずに撮影して、素材不足で再撮影

最も多い失敗です。撮影日は1日20万円前後かかるため、再撮影は丸ごと追加費用になります。当社では短い動画でも先にワイヤー(画面構成のラフ)を作り、内容をFIXしてから撮影・ディテールに入る進行を徹底しています。

2. 編集後の「演出追加」「音ハメ」の要望

編集が進んだ後に「ここで音に合わせて動きを付けたい」「演出を足したい」と要望が入ると、カット単位でやり直しになり工数が大きく増えます。追加が難しい工程・追加費用が発生する工程は、着手前に明示しておくのがトラブル回避の基本です。

3. 3DCG・アニメーションのモデリング工数

上の3DCG演出(ゲーム・アプリ向けのカウントダウン)のように、数秒の動画でもモデリングやライティングに工数がかかります。ゲーム系の演出は「当たり・外れ」など派生パターンが多いと100パターン近くになるため、当社では「ベース制作」と「派生展開」で納期と費用を分けて組んでいます。

4. BGM・素材の著作権確認漏れ

商用利用できないBGMや素材を使ってしまい、差し替えで編集し直しになるケースです。使用許諾の確認は制作会社側の仕事ですが、発注側も「商用利用OKか」を一言確認しておくと安全です。

これら4つはいずれも「着手前の設計」で防げるものです。当社では見積もり時点で構成案と工程表を一緒にお渡しし、どこで費用が変わるかを共有してから進めています。

動画制作の費用を抑える5つの方法

品質を落とさずにコストを下げる方法を、当社が実際に提案しているものに絞って紹介します。

1. AI生成を組み合わせる(ただしジャンルを選ぶ)

撮影が難しいシーンや過去の情景、象徴的なイメージカットをAI生成に置き換えると、撮影日数とロケ費を削減できます。上の大田区福祉啓発動画は実写とAI生成を組み合わせたハイブリッド制作で、著作権・肖像権を確認したうえで活用しました。

ただし注意点があります。日本の視聴者は「AI感」を嫌う傾向が強く、人物の表情やブランドの顔になる映像でAIが前面に出ると、かえって信頼を損ないます。当社では、AIで削れる部分は全面的に提案しつつ、「ここは実写でないと成立しない」という線引きも一緒にお伝えしています。

2. 撮影を1日にまとめ、複数本を切り出す

1回の撮影でサービス紹介・SNS用ショート・LP用の3本分を撮る設計にすれば、撮影費は1回分で済みます。

3. 素材・出演を自社で用意する

社員が出演する、自社で撮った写真や過去動画を素材として提供する、といった協力でキャスティング費・素材費を削減できます。

4. 編集の「重さ」を用途に合わせる

SNS用にモーショングラフィックスは不要なことが多く、テロップ中心の編集にすれば編集費は半分程度に収まります。逆にブランド動画は編集を削ると価値が落ちるので、用途で判断します。

5. 修正回数と範囲を最初に決める

「修正2回まで、3回目以降は○万円」のように決めておくと、追加費用の発生を防げます。構成段階でしっかり確認し、編集後の大きな変更をなくすのが一番の節約です。

動画制作の費用感|どこにお金をかけるべきか

SNS用のショート動画なら1本5万円台から始められますが、営業や採用で「会社の顔」として使う動画は、企画と編集にお金をかけた60〜100万円帯の方が結果的に長く使えます。まずSNS用や LP用の短い動画で反応を見て、手応えがあれば会社紹介PVのような本格動画へという進め方も多くいただいています。

「自社の用途だとどの価格帯が妥当か」「AIでどこまで下げられるか」は、用途・尺・使う媒体を伺えば、その場で概算と内訳をお出しできます。

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動画制作の費用に関するよくある質問

Q1:一番安く作るならいくらからですか?

既存素材の編集のみ、またはAI生成中心なら数万円から可能です。撮影が入ると1日20万円前後が加わるため、撮影の有無が最初の分かれ目です。

Q2:見積もりで必ず確認すべき項目は?

撮影日数、編集に含まれる内容(テロップ・モーション・CG)、修正回数の上限、BGM・ナレーションの権利処理、納品形式(SNS用の縦型も含むか)の5つです。

Q3:AIを使えば品質は落ちますか?

使いどころ次第です。イメージカットや背景には有効ですが、人物の表情やブランドの主役となる映像は実写の方が信頼されます。当社ではジャンルごとに使える範囲を判断してご提案しています。

Q4:3DCGやアニメーションはなぜ高いのですか?

撮影がない代わりに、モデリング・ライティング・アニメーション付けに工数がかかるためです。数秒の演出でも制作には数日〜数週間を要します。派生パターンが多い場合は、ベースと派生で分けて見積もると無駄がありません。

Q5:制作後の修正はいくらかかりますか?

テロップの文言修正程度なら数千〜1万円、カットの差し替えや演出追加は数万円単位です。編集後の大きな変更は再編集に近いため、構成段階での確認が最も費用対効果の高い対策です。

まとめ|費用は「相場」より「内訳」で判断する

この記事の要点

  • 相場はSNS5〜30万/サービス紹介20〜100万/会社紹介30〜150万円
  • 費用を決めるのは尺より「撮影日数・編集の重さ・企画の深さ」
  • 再撮影・演出追加・CGのモデリング・権利処理が費用を押し上げる
  • AI活用で下げられる部分と、実写でないと成立しない部分を見極める
  • まず短い動画で反応を見て、本格動画へ拡張する進め方が無駄がない

当社は実写撮影から3DCG・2Dアニメ・AI生成まで社内で一貫して対応しているため、「どこにお金をかけ、どこを削るか」を制作側の都合ではなく用途から提案できます。動画制作の全体像は動画制作完全ガイドでも解説しています。

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小森健

本記事の監修者

ピークスマーケティング株式会社
代表取締役 小森 健

本記事の監修者

ピークスマーケティング株式会社 代表取締役
小森 健

累計500本以上のLP制作、300以上のWebサイト構築を手がけてきたWeb制作・デジタルマーケティングのプロフェッショナル。ベンチャーから大手広告代理店を経て独立し、現在は企業のホームページ制作・LP制作・比較サイト構築・ECサイト開発・動画制作・SEO/Ai対策・広告運用までワンストップで支援する。自社でも電力料金比較メディアやキャンプ情報メディアを運営し、SEO×広告のハイブリッド集客を実践。情報設計・UI/UX設計を起点に、フロントエンド実装から運用改善まで一気通貫で対応できる「設計も実装もわかる経営者」として、クライアントの事業成長を技術と戦略の両面から支援している。
本記事では、300以上のサイト構築と自社メディア運営で培った実務知見をもとに、内容の正確性・網羅性・実務での再現性の観点から監修を行っています。

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