「広告運用を任せたいが、代理店が多すぎて選べない」「大手と中堅でどう違うのか分からない」「月10万円の予算でも受けてくれる会社はあるのか」――広告運用代行の選定で、こうした悩みを抱えている企業担当者は非常に多いのではないでしょうか。
運用型広告(Google広告・Yahoo!広告・Meta広告・TikTok広告・LINE広告など)は、2026年現在、運用型広告市場が2兆9,000億円を超え、インターネット広告全体の約9割を占めるまでに成長しています。一方で、AIによる自動化と内製化の波で代理店業界の競争も激化しており、「どの代理店を選ぶか」が広告投資の成否を分ける時代になりました。
本記事では、大手広告代理店との継続取引実績を持つ当社ピークスマーケティングが、広告運用代行会社のおすすめ15社を「総合大手」「運用専業中堅」「技術・多媒体特化」「業務委託・少額対応」「中小特化」「中小×全国対応」「固定報酬コンサル特化」の7タイプに分類して徹底比較します。当社自身もLP制作累計500本超の現場で広告代理店と連携してきた経験から、失敗しない広告運用代行の選び方5つのポイントもお伝えします。
広告とセットで重要になるLP(ランディングページ)の全体像は、関連記事もあわせてご確認ください。
目次
広告運用代行とは|業務範囲と費用相場の基本

具体的な会社紹介に入る前に、広告運用代行の基本を押さえておきましょう。代理店選びの判断軸となる重要な前提情報です。
広告運用代行の業務範囲
広告運用代行とは、Google広告・Yahoo!広告・Meta広告などの運用型広告のアカウント設計から配信、効果検証、改善までを一括で代行するサービスのことを指します。一般的に以下の業務が含まれます。
広告運用代行に含まれる主な業務
- 戦略立案・媒体選定・KPI設計
- アカウント構築・ピクセル/タグ設置・ドメイン認証
- キーワード選定・広告文/クリエイティブ制作
- 入札調整・予算配分・配信運用(日次)
- 分析・効果検証・改善提案・月次レポート
- LP改善提案・タグ計測支援・データ連携
注意したいのは、「単なる入稿代行」と「戦略から伴走するパートナー型」では提供価値が大きく異なるという点です。前者は月数万円から依頼できますが、戦略設計の責任は広告主側に残ります。後者は最低でも月20万円以上が相場ですが、戦略から実行まで一気通貫で任せられます。
広告運用代行の費用相場【手数料率20%が標準】
広告運用代行の費用は、「広告費の20%」を運用手数料として支払う料金体系が業界標準です。例えば月100万円の広告費なら、運用手数料は月20万円。多くの代理店ではこれに加えて、初期費用(5万〜30万円)や最低手数料(月5万〜10万円)を設定しています。
広告運用代行の費用相場(月額)
- 月5万〜10万円:少額対応の代理店・業務委託モデル。広告費月50万円以下向け
- 月15万〜30万円:中堅運用専業代理店の標準ライン。広告費月100万〜200万円向け
- 月50万〜100万円:大型案件対応の総合代理店。広告費月500万円以上向け
- 月100万円超:総合大手代理店・複数媒体・戦略コンサル一体型。広告費月数千万円以上向け
ここで重要なのは、「広告費が小さい会社が大手代理店に依頼してはいけない」という鉄則です。月予算1,000万円未満の案件を大手代理店に依頼すると、人件費と売上規模が釣り合わないため、経験の浅い担当者がアサインされるケースが多いのが業界の実情です。自社の広告予算に合った規模の代理店を選ぶことが、結果的に成果を最大化する近道です。
監修者
小森 健
自社運用 vs 代行依頼の判断軸
広告運用は「内製化(自社運用)」と「代行依頼」のどちらにすべきかという議論が常にあります。判断軸はシンプルで、以下の3点で決まります。
代行を選ぶべきケース
- 社内に運用経験者がいない、または採用が困難
- 複数媒体(Google・Meta・LINE・TikTok等)を横断したい
- クリエイティブ制作・LP改善まで一気通貫で任せたい
逆に「広告予算が少額(月10万円未満)で1媒体のみ」「社内に運用経験者がいる」「事業の機密性が高く外部連携が難しい」場合は、自社運用が向いています。多くの代理店がインハウス支援(自社運用のコンサルティング)も提供しているので、「内製を目指しながら一時的に代行に頼る」というハイブリッド運用も有効な選択肢です。
失敗しない広告運用代行の選び方|5つのチェックポイント

広告運用代行選びで最も重要なのは、「自社の予算・媒体・業界に合った代理店を見極めること」です。当社が大手代理店との継続取引と自社のLP制作現場で得た知見をもとに、失敗しないための5つのチェックポイントをお伝えします。
ポイント1:認定パートナー資格と運用実績の有無
広告運用代行を選ぶ際の第一の確認事項は、主要媒体の認定パートナー資格を保有しているかです。代表的なのは以下の認定制度です。
主な認定パートナー資格
- Google Premier Partner:国内Google広告代理店の上位3%のみ取得
- Yahoo!広告 セールスパートナー:売上規模に応じて「★」「★★」「★★★」の3段階
- Meta(Facebook/Instagram)認定広告代理店:Meta社の品質基準を満たす代理店
- LINEヤフー Partner Program「Select」:LINE/Yahoo統合後の最上位認定
- TikTok for Business Agency Awards:TikTokが優秀代理店を表彰
これらの認定資格は媒体側が「実績・運用品質・利用額」を総合評価した結果であり、客観的な判断材料として最も信頼できます。特にGoogle Premier Partner(上位3%)は毎年審査があり、その年に達成した代理店だけが表示できる重要な認定です。
ポイント2:自社の規模・予算に合った代理店を選ぶ
前述のとおり、広告予算と代理店規模のミスマッチは成果を大きく損なう原因になります。一般的な目安は以下のとおりです。
広告予算と代理店規模の適合目安
- 月予算10万〜50万円:少額対応専門・業務委託モデルの代理店
- 月予算50万〜500万円:中堅運用専業代理店(エース級が直接担当)
- 月予算500万〜3,000万円:中堅〜準大手代理店、業種特化型代理店
- 月予算3,000万円超:総合大手代理店(電通デジタル・サイバーエージェント等)
「大手だから安心」という発想は逆効果になることがある、と覚えておきましょう。
ポイント3:担当者の質・専属性・体制
広告運用の成果は、担当コンサルタント個人のスキルに大きく左右されます。確認すべきは「1人あたり何社担当しているか」「営業と運用が分業か非分業か」「担当者の経験年数」の3点です。
業界水準では1人あたり10〜15社担当が標準ですが、優良代理店ほど1人3〜5社に絞って深くコミットする体制を採用しています。これは「担当社数が少ない=単価が高いが、改善頻度と提案密度が違う」という関係にあるためです。
注意
ポイント4:透明性|アカウント閲覧権限とレポート品質
広告運用代行で最もトラブルになりやすいのが、「広告アカウントが代理店所有のままで、クライアントが管理画面を見られない」というケースです。これにより以下の問題が発生します。
アカウント非開示のリスク
- 実際の運用状況をリアルタイムで確認できない
- 運用データが代理店のブラックボックスになる
- 契約解除後にデータ・履歴を持ち出せない
- 過剰請求や非効率な運用が発覚しづらい
優良代理店は「クライアントのGoogle広告/Yahoo!広告アカウントに、運用権限で代理店ユーザーを追加する」方式を採用し、いつでも管理画面を閲覧できる体制を整えています。契約前に必ず「アカウント所有権はどちらか」「閲覧権限はもらえるか」を確認してください。
ポイント5:LP・クリエイティブ・LPOとの一気通貫支援力
2026年現在、広告運用は「広告だけ」では成果が出ない時代になっています。AIによる自動入札が標準化したことで、運用者の差別化要素は「クリエイティブの質」と「LPの最適化」にシフトしているためです。
具体的には、広告クリック後にユーザーが着地するLP(ランディングページ)の品質次第で、CVR(成約率)が2〜5倍変わることも珍しくありません。広告運用代行とLP制作・LPO(LP改善)を別々の会社に発注すると、改善サイクルが遅くなり、責任の所在が曖昧になりがちです。
LP制作・LPOの基本については、以下の関連記事で詳しく解説しています。
Webデザイナー
桐生 沙耶
広告運用代行会社おすすめ15選【タイプ別徹底比較】
ここからは、当社が実際の取引・業界調査に基づいて厳選した、おすすめの広告運用代行会社15社をタイプ別に紹介します。各社の本社所在地・強み・向いている企業の規模感をセットでお伝えするので、自社に合った代理店選びの参考にしてください。
【総合大手系】|大型予算・複数媒体・ブランド広告に強い3社
月予算1,000万円超の大型案件や、TVCMとデジタル広告を統合運用したい企業向けの総合大手代理店です。ナショナルクライアントの実績が豊富で、媒体社との関係性も最高水準。一方で月予算が小さい場合は、担当者の優先度が下がりやすい点に注意が必要です。
1. 株式会社サイバーエージェント|国内最大級の広告事業4,383名体制

サイバーエージェント|基本情報
本社:東京都渋谷区宇田川町40-1 Abema Towers / 設立:1998年3月 / 代表:藤田晋(会長)・山内隆裕(社長) / 上場:東証プライム / インターネット広告事業従業員:4,383名(2024年9月末) / 公式:https://www.cyberagent.co.jp/
1998年創業の国内最大級のインターネット広告代理店。2024年に電通グループに首位を譲ったものの、依然として運用力・クリエイティブ力では国内トップクラスです。AI Lab(89名の研究員)を擁し、生成AI広告プロダクト「極予測シリーズ」を自社開発するなど、技術力で差別化を図っています。
Google・Yahoo・Meta・TikTok・LINEなど主要媒体すべての代理店アワード最上位を多数受賞しており、特に「クリエイティブ品質」と「媒体アルゴリズムの深い理解」で評価されています。月予算3,000万円超のナショナルブランド案件に最適な代理店です。
2. 株式会社電通デジタル|2024年広告売上首位の総合デジタルファーム

電通デジタル|基本情報
本社:東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル / 設立:2016年7月 / 代表:瀧本恒 / 親会社:電通(100%) / 従業員:約2,200名 / 公式:https://www.dentsudigital.co.jp/
2016年に電通グループのデジタル統合戦略として設立された総合デジタルファーム。2026年に発表された電通グループの調査では、インターネット広告売上で国内首位を獲得。「IAS AWARD 2026」では4年連続でAgency of the Year Gold、「TikTok for Business Japan Agency Awards 2026」でもグランプリを獲得するなど、各媒体での評価が突出しています。
NTTドコモの大規模データを活用した「docomo data square」連動広告や、LINEヤフーと共同分析基盤「SynWA project」を運営するなど、独自データ×AI活用で差別化された大型案件に強みを持ちます。電通本体・電通グループとのシームレスな連携で、TVCM・OOH・デジタルを横断する統合マーケティングが可能です。
3. 株式会社Hakuhodo DY ONE|博報堂DYグループのデジタルコア

Hakuhodo DY ONE|基本情報
本社:東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー / 設立:2024年4月1日(D.A.コンソーシアムHDから商号変更) / 代表:北爪宏彰(代表取締役社長執行役員CCO、2026年4月就任) / 取締役会長執行役員:小坂洋人 / 親会社:博報堂DYホールディングス / 公式:https://www.hakuhodody-one.co.jp/
2024年4月、博報堂DYグループの「デジタルコア」として、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)とアイレップを統合して発足した新会社。2025年4月にはDAC・アイレップが完全統合し、博報堂DYグループ内のデジタルマーケティングナレッジを集約しています。
2025年9月にはデジタルホールディングス(オプト等の親会社)が博報堂DYHDの完全子会社となり、グループ全体のデジタル広告体制が再編強化されました。博報堂のクリエイティブ力とDACのアドテクノロジー、アイレップの運用力を融合した総合提案力が強み。グローバル展開やTVCMとの連動施策に対応できます。
【運用専業中堅】|質の高い運用力と密な伴走を重視する5社
1人あたりの担当社数を絞り込み、運用品質と顧客満足度で差別化する中堅代理店です。月予算50万〜500万円の案件で、エース級の担当者にじっくり付いてもらいたい企業に最適。大手と異なり、広告主との距離が近く、戦略段階から踏み込んだ提案が期待できます。
4. アナグラム株式会社|売上ノルマなし・1人5社制限の専門集団
アナグラム|基本情報
本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-4-4 / 設立:2010年4月 / 代表:小山純弥 / 親会社:フィードフォースグループ / 従業員:約130名 / 売上:23.6億円(2024年5月期) / 公式:https://anagrams.jp/
運用型広告に特化したマーケティング支援会社。「売上ノルマなし」「1人平均5社担当」「非分業制」の3点を組織原則として徹底し、業界内でも独特の存在感を持ちます。クライアントの請求業務まで担当者が一気通貫で行うほどの徹底ぶりで、商売感覚を持った運用者を育成しています。
20名規模の自社内デザインチームを抱え、広告クリエイティブの内製化も可能。月10万円規模の中小企業からナショナルクライアントまで対応でき、創業以来のオウンドメディア「アナグラムブログ」は業界内でも高い権威性を持っています。
5. 株式会社キーワードマーケティング|東京-佐賀分業の堅実な運用力
キーワードマーケティング|基本情報
本社:東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ13F / 拠点:九州佐賀支社・関西支社(大阪) / 設立:2004年7月 / 代表:滝井秀典(会長)・瀧沢貴浩(社長) / 親会社:株式会社ベクトル(東証プライム:6058) / 従業員:約70名 / 公式:https://www.kwm.co.jp/
2004年創業の老舗運用型広告代理店。代表の滝井秀典氏はGoogleアドワーズ黎明期から「キーワードマーケティング」の概念を提唱し、書籍『1億稼ぐ検索キーワードの見つけ方』はベストセラーとなりました。東京本社(戦略・コンサル)と九州佐賀支社(オペレーション)の分業体制で、品質と効率を両立しています。
「LINEヤフー Partner Program 2026」で最上位の「Select」認定を獲得。中小企業600社以上の支援実績があり、特に競合の激しいレッドオーシャン市場での運用に強みを持ちます。2022年にPR大手のベクトル傘下入りし、PR×広告の統合提案も可能です。
6. 株式会社オーリーズ|NPS+34・平均継続3.2年の伴走特化型
オーリーズ|基本情報
本社:東京都港区赤坂4-8-15 赤坂KOSENビル7F / 設立:2011年9月 / 代表:鈴木多聞(グループCEO) / 従業員:約75名 / 公式:https://allis-co.com/
「1人最大4社まで」「営業=運用の非分業制」「NPS(顧客推奨度)を唯一の評価指標とする」という尖った運営方針で知られる代理店。広告代理店の82.9%が3年以内に乗り換えられる業界水準に対し、オーリーズは平均プロジェクト継続期間3.2年、NPS平均+34pt(計測開始2018年〜)、2025年下期のお客様不満率0%という異例の継続率を誇ります。
2023年にインサイドセールス支援のセールスリクエスト、2026年1月にはMarooをグループ化し、BtoB SaaSの「広告→商談→受注」までを統合支援する体制を強化。BtoB企業・SaaSスタートアップでのリード獲得・商談化に強みがあります。
7. 株式会社グラッドキューブ|大阪本社・自社SaaS連携の上場代理店
グラッドキューブ|基本情報
大阪本社:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル8F / 東京支社:東京都港区赤坂4-8-15 赤坂KOSENビル8F / 設立:2007年1月 / 代表:金島弘樹(CEO) / 上場:東証グロース(証券コード9561、2022年9月) / 従業員:121名(2025年12月) / 公式:https://corp.glad-cube.com/
2007年に大阪で創業した運用型広告代理店で、2022年9月に東証グロース市場へ上場。Google Premier Partner、Yahoo!広告★★パートナー、Meta認定広告代理店、X認定代理店など、主要媒体の認定パートナー資格をフルラインで保有しています。
独自開発のサイト解析・改善SaaS「SiTest(サイテスト)」(ヒートマップ・ABテスト・EFO対策)と「FasTest(LP高速化ツール)」を広告運用と連携させ、広告→LPO→CVR改善のサイクルを一気通貫で回せるのが最大の特徴。関西圏の企業や、SaaS事業者のような技術連携を重視する企業にマッチします。
8. 株式会社メディックス|創業41年・BtoB売上25%の老舗上場代理店
メディックス|基本情報
本社:東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング19F / 設立:1984年3月 / 代表:代表取締役社長 田中正則 / 上場:東証スタンダード(2025年3月19日新規上場) / 取扱高:163億円(2025年3月実績) / 資本金:259百万円 / 従業員:293名(2025年3月現在) / 公式:https://www.medix-inc.co.jp/
1984年創業、業界最古参クラスの41年の歴史を持つインターネット広告代理店。2025年3月19日に東証スタンダード市場へ新規上場を果たし、業界内でも勢いを取り戻している老舗です。「自由と責任。信頼」を理念に、中長期にわたる伴走支援を貫いてきました。
主要媒体の認定実績は業界トップクラスで、LINEヤフー Sales Partner Select、Google Premier Partner、CRITEO TECH PARTNER、Marketo・Adobe・HubSpot認定パートナー、KARTE Official Partner、Microsoft広告Select Partner、Indeed SILVERなど、運用型広告からマーケティングオートメーション・データ統合基盤まで網羅。特にBtoB領域に強く、IT企業を中心とした400社以上のBtoB企業支援実績で売上の25%を占めます。データ活用・可視化・CRMコンサルティングまで一気通貫で支援できる総合力が魅力です。
【多媒体・技術力特化】|専門ツール×多媒体対応の1社
独自開発のアドテクノロジーや業界特化ツールを武器に、多媒体・大型案件に対応する技術力特化型代理店です。BtoB・ヘルスケア・金融など、規制業種や高度なターゲティングが必要な案件に強みを持ちます。
9. 株式会社フルスピード|創業25年・SEO×広告統合の上場企業
フルスピード|基本情報
本社:東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー8F / 設立:2001年1月 / 代表:吉澤竹晴 / 親会社:フリービットグループ(東証) / 従業員:連結459名・単体201名 / 公式:http://www.fullspeed.co.jp/
2001年創業の老舗デジタルマーケティング企業。SEO支援5,500社・広告運用1,000件超の実績を持ち、SEOと運用型広告を統合提案できる数少ない代理店です。フリービットグループの上場企業として、財務基盤の安定性も強みです。
BtoB特化のDSP「ADMATRIX DSP」、新規顧客の獲得経路を可視化する「Beyocon」、ブランド毀損対策の「ブランドセーフアフィリエイト」など、自社開発の独自プロダクトを多数保有。JICDAQ認証(デジタル広告品質認証)とYMAA認証(薬機法医療法遵守)を取得しており、ヘルスケア・美容・医療など規制業種の広告にも安心して任せられます。
【業務委託・少額対応】|担当者を指名できる柔軟体制
10. StockSun株式会社|認定パートナー制度で担当者指名可能
StockSun|基本情報
本社:東京都新宿区西新宿3-8-3 新都心丸善ビル7F / 拠点:札幌・新宿・福岡 / 設立:2017年7月 / 代表:岩野圭佑 / 取締役:株本祐己(創業者) / 公式:https://stock-sun.com/
2017年創業の業界注目株。「社員ではなくフリーランス・業務委託で構成」という独特の組織形態で急成長を遂げています。StockSunとの取引歴があるWebコンサルタントの中から審査基準を通過した「認定パートナー」が案件を担当し、その倍率は約100倍。月次でランキング化され、品質不足と判断された場合は除名されるという厳しい品質管理が特徴です。
定額Webマーケティング支援サービス「マキトルくん」は月額5万円から、SNS広告運用・LP制作・コンサルティングなどを依頼できます。担当コンサルタントの指名・変更・複数名からのコンペが可能で、相性の合うパートナーと長期的に組みたい企業に最適です。日本最大規模のフリーランス向けオンラインコミュニティ「StockSunサロン」も運営しています。
【少額・中小特化】|月数万円からの伴走型2社
月予算10万〜100万円の中小企業・スタートアップ向け代理店です。少額予算でも丁寧に対応し、運用代行手数料も低めに設定されています。最低出稿額の縛りがないか、初期費用が無料かなどを確認することで、コスト効率の高い運用が可能です。
11. 株式会社カルテットコミュニケーションズ|名古屋発・4,200社実績
カルテットコミュニケーションズ|基本情報
名古屋本社:愛知県名古屋市中区錦2-4-15 ORE錦二丁目ビル11F / 拠点:東京・大阪・福岡支社 / 設立:2011年8月 / 代表:堤大輔 / グループ従業員:107〜112名(2025年) / 公式:https://quartetcom.co.jp/
名古屋発の中小企業特化型代理店。15年以上で4,200社以上の中小企業を支援してきた圧倒的な実績を持ちます。Google Partner プレミアバッジを2016年から継続保有しており、運用品質も担保されています。
最大の強みは「運用代行手数料3万円〜」「初期費用無料」「最低利用期間・最低出稿金額の縛りなし」という業界屈指の柔軟な料金体系。月10万円程度の少額予算でも対応してくれます。自社開発のリスティング広告総合支援ツール「Lisket」やGAレポート作成ツール「無限GAレポートメーカー」も提供。提携代理店1,500社以上の国内最大級ネットワークも保有しており、ホワイト企業大賞受賞の働きやすさも評価されています。
12. デジタルアスリート株式会社|1,800社実績・LP制作一体型
デジタルアスリート|基本情報
本社:東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビルディング4F / 設立:2011年7月(リスティングプラスとして) / 改称:2022年1月 / 代表:長橋真吾 / 従業員:約99名 / 公式:https://ppc-master.jp/
2011年に「株式会社リスティングプラス」として創業し、2022年1月にデジタルアスリートへ社名変更。1,800社以上の運用代行実績を持ち、Googleパートナー(2012〜2014年表彰)、Yahoo!正規代理店スター、Facebook認定代理店など主要媒体の認定を網羅しています。
最大の特徴は「広告運用とLP制作・コピーライティング・ホームページ制作を一気通貫で支援する体制」。社内にデザイナー・コピーライター・映像制作チームを抱え、広告クリエイティブからLP改善までを内製化しています。年間1人あたり120万円の研修費を投じる育成文化で、コンサルタントの提案力も高水準。「働きがいのある会社ランキング」3年連続入賞の組織力も強みです。
【中小×全国・地方対応】|博報堂DYグループの中小ベンチャー特化代理店
13. ソウルドアウト株式会社|博報堂DYG完全子会社・全国28拠点
ソウルドアウト|基本情報
本社:東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル19F / 設立:2009年12月 / 代表:代表取締役社長CEO 兼 CCO 北川共史(2026年4月就任) / 親会社:博報堂DYホールディングス完全子会社(2022年5月〜) / 拠点:全国28拠点 / 公式:https://www.sold-out.co.jp/
2009年に旧オプト(現デジタルホールディングス)の100%子会社として設立され、2017年にマザーズ上場・2019年に東証一部、2022年5月に博報堂DYホールディングスのTOBで完全子会社となった経緯を持ちます。「地方を含む全国の中堅・中小企業の成長支援」を一貫したミッションに掲げ、全国28拠点という業界屈指のネットワークで地域密着型支援を展開しています。
累計取引実績は3,500社以上で、月額30万円〜の伴走型支援サービス「アドクエスト」を中核に、Google Premier Partner、Yahoo!特別認定パートナー(広告運用パートナー)、LINE Bronze、CRITEOツースターなど主要媒体の認定を網羅。YMAA・KTAAゴールド団体認証は国内企業初(2021年)で、規制業種にも対応可能です。2023年からはAIの全社活用を宣言し、グループ会社のSO Technologies(広告会社支援「AG-Boost」)、ジッセン!Biz(eラーニング)など、業界全体の底上げにも取り組んでいます。
【固定報酬・コンサル特化】|広告費に依存しない透明な料金体系の専門集団
14. アタラ株式会社|固定報酬制・継続率99%のコンサル特化型
アタラ|基本情報
本社:東京都新宿区新宿1-36-2 / 設立:2009年9月10日(2024年4月「アタラ合同会社」から「アタラ株式会社」へ社名変更) / 代表取締役社長:石永孝士(2023年10月参画) / 会長:佐藤康夫(グーグル日本立ち上げメンバー) / ファウンダー:杉原剛(オーバーチュア・グーグル出身) / 資本金:4,710万円 / 公式:https://www.atara.co.jp/
2009年に「アタラ合同会社(ATARA, LLC)」として創業し、2024年4月に「アタラ株式会社」へ社名変更したマーケティング・データ活用コンサル会社。ファウンダーの杉原剛氏はオーバーチュア(現Yahoo!検索広告)とグーグル日本法人の2大検索エンジンプラットフォームで広告営業戦略を歴任した、日本のデジタルマーケティング第一人者の一人。2023年10月には大手事業会社のマーケティング管掌役員を歴任した石永孝士氏が代表取締役社長として参画し、少数精鋭体制で大手代理店とは異なる路線を貫いています。
最大の独自性は、「広告費に連動しない固定料金制」と「継続率99%」。一般的な代理店の手数料20%モデルとは異なり、広告予算の大小に左右されない透明な料金体系で、コンサルタントとクライアントの利害が一致します。BIツール「Domo」販売パートナーとして「Domo Rookie Partner of the Year」「MVP」を日本初受賞、自社開発レポーティングツール「glu」やGA4・BIツール導入支援も提供。運用メディア「Unyoo.jp」運営、インハウス化支援、2022年にはオーリーズと資本業務提携を結ぶなど、業界内で確固たる地位を築いています。
【LP制作×広告運用一気通貫】|当社・ピークスマーケティング
15. 株式会社ピークスマーケティング|LP500本超×広告運用の一気通貫支援

ピークスマーケティング|基本情報
本社:東京都大田区蒲田5-11-10 FUNDES蒲田8階 / 設立:2018年5月 / 代表:小森健 / 公式:https://peaksmarketing.co.jp/
当社ピークスマーケティングは、2018年創業の「LP制作×広告運用」一気通貫支援を強みとするマーケティング支援会社です。LP制作の累計実績は500本超、サイト構築実績は300本超。大手広告代理店との継続取引を通じて、運用型広告と連動した獲得LPの設計・改善ノウハウを蓄積しています。
得意ジャンルは美容・コスメ、医療クリニック、BtoB SaaS。薬機法・医療広告ガイドラインを熟知したライターチームを擁し、規制業種の広告コピーとLP制作を安全に進められる体制を整えています。2026年4月には自社運営の比較サイト「電気代比較ガイド」をローンチし、「広告主としての視点」「自社運営サイトの集客視点」「代理店としての運用視点」の3つの視点を社内に蓄積している点も他社にはない強みです。
当社にお問い合わせをご希望の方は、以下のフォームよりお気軽にご連絡ください。
ピークスマーケティング お問い合わせ・お見積もり
広告運用代行でよくある失敗パターン3選
15社の比較とあわせて、広告運用代行で実際に発生しがちな失敗パターンを押さえておきましょう。事前に知っておくことで、契約段階でのリスク回避が可能です。
失敗1:担当者の質が低い・コミュニケーション不足
担当者起因の典型的な失敗
- 営業担当と運用担当が別人で、要望が運用に反映されない
- レポートに「先月よりCV増えました」程度しか書かれず改善提案がない
- こちらから質問しないと進捗連絡がない受身体質
- 大手代理店で経験の浅い新人担当者がアサインされる
対策は「契約前に運用担当者と直接面談する」「過去の改善事例の具体性を確認する」「担当社数を質問する」の3点です。優良代理店は契約前から運用担当者を引き合わせてくれます。営業担当のみが商談に来る場合は要注意です。
失敗2:透明性の欠如|アカウント・データのブラックボックス化
広告アカウントが代理店所有のまま運用され、契約解除時に「データを引き継げない」「過去の入札履歴が見られない」というトラブルは業界の典型的な問題です。特に小規模代理店や個人事業者と契約する際に発生しやすい問題です。
注意
失敗3:広告とLP・クリエイティブが連動していない
広告運用とLP制作を別々の会社に発注した結果、「広告のクリック率は良いのにLPでの離脱が多い」「広告と着地LPのトーンがちぐはぐ」といった分断が起きるケースです。改善サイクルが遅くなり、責任の所在も曖昧になります。
解決策は、広告運用代行とLP制作・LPOを同じ会社、または密に連携できる体制で発注することです。当社のように両領域を一気通貫で支援できる会社を選ぶか、複数発注する場合は「広告の運用設計データをLP会社に共有する仕組み」を最初に決めておきましょう。
監修者
小森 健
広告運用代行の発注から運用開始までの流れ
広告運用代行を初めて依頼する場合の標準的な発注フローを6ステップで解説します。問い合わせから配信開始まで、通常2〜4週間が目安です。
広告運用代行 発注の6ステップ
- STEP 1.問い合わせ・ヒアリング(1〜2日):目的・予算・媒体・KPIを整理して相談
- STEP 2.提案書・見積もりの受領(1週間):戦略案・媒体選定・運用体制・費用の提示
- STEP 3.契約締結(数日〜1週間):NDA・業務委託契約・アカウント所有権の取り決め
- STEP 4.アカウント設計・タグ設置(1週間):キャンペーン構造・コンバージョンタグ・LPの整備
- STEP 5.広告配信開始(初月):学習期間として最初の2週間は様子見、その後本格運用
- STEP 6.月次レポート・改善PDCA(月1回):数値レビュー・施策提案・次月の方針決定
注意点は、「最初の1〜2ヶ月は学習期間と割り切る」こと。広告運用は機械学習のアルゴリズムが安定するまでに時間がかかり、本格的に成果が伸びるのは3ヶ月目以降が一般的です。短期で判断せず、中長期での費用対効果を見る姿勢が重要です。
エンジニア
遠野 涼真
広告運用代行に関するよくある質問(FAQ)
Q1.最低どのくらいの広告予算から代行を依頼できますか?
代理店によって異なりますが、本記事で紹介した15社の中では月10万円から依頼可能な代理店もあります。カルテットコミュニケーションズやStockSunのマキトルくんは月5万〜10万円の少額予算でも対応しています。一方、サイバーエージェントや電通デジタルなど大手代理店は月予算500万〜1,000万円以上が現実的なラインです。
Q2.広告運用代行の手数料率は20%以外にもありますか?
「広告費の20%」が業界標準ですが、少額予算向けには月額定額制(月5万〜10万円固定)を採用する代理店もあります。また広告費が高額(月数千万円)になると、手数料率が15%や10%に下がる料金体系を提示する代理店もあります。複数社で相見積もりを取り、料金体系の違いを比較しましょう。
Q3.契約期間の縛りはありますか?
多くの代理店で「最低6ヶ月契約」「3ヶ月単位の更新」といった縛りがありますが、カルテットコミュニケーションズなど「最低利用期間なし」を打ち出している代理店もあります。広告運用は3ヶ月以上の継続でデータが蓄積されて成果が伸びる特性があるため、最低6ヶ月程度のコミットメントは合理的な設計とも言えます。
Q4.内製化(インハウス運用)に切り替えるサポートはありますか?
はい、本記事で紹介した代理店の多くが「インハウス支援」というメニューを提供しています。アナグラム、キーワードマーケティング、オーリーズ、デジタルアスリートなどは特にインハウス支援に力を入れており、社内運用者の教育・運用設計の引き継ぎまでサポートします。最終的な内製化を見据えた一時的な代行という選択も可能です。
Q5.美容・医療・金融などの規制業種でも対応できますか?
対応できる代理店は限られます。本記事の中では、フルスピード(YMAA認証保有)、ピークスマーケティング(美容・医療得意)、デジタルアスリート(法令対応経験豊富)などが規制業種に対応した運用体制を整えています。薬機法・医療広告ガイドライン・景表法の知識が必要なため、業界実績の有無を必ず確認してください。
Q6.広告代理店を途中で変更することは可能ですか?
可能ですが、アカウントの所有権・データの引き継ぎを契約時に明確にしておく必要があります。契約書で「広告アカウントはクライアント所有」「契約解除時に管理権限を返還」と取り決めておけば、代理店変更時もデータ・履歴・配信実績をスムーズに引き継げます。
Q7.広告運用とLP制作を同じ会社に依頼するメリットは?
最大のメリットは「広告→LP→改善のサイクルが高速で回せる」こと。広告のクリック率データをLP改善に即反映でき、LPのABテスト結果を広告クリエイティブ改善に活かせます。また責任の所在が明確になり、複数発注時の「広告会社とLP会社のコミュニケーションコスト」が削減できます。当社ピークスマーケティングはこの一気通貫支援を強みにしています。
まとめ|自社に合った広告運用代行を選び、成果を最大化しよう
本記事では、広告運用代行会社のおすすめ15社を7タイプに分類して徹底比較しました。最後に選定のポイントをおさらいします。
広告運用代行 選定のまとめ
- 大型予算(月3,000万円超):サイバーエージェント / 電通デジタル / Hakuhodo DY ONE
- 中堅予算(月50万〜500万円)で運用品質重視:アナグラム / キーワードマーケティング / オーリーズ / グラッドキューブ / メディックス
- BtoB・規制業種・SEO×広告統合:フルスピード
- 少額予算・担当者を指名したい:StockSun
- 月10万〜100万円の中小企業:カルテットコミュニケーションズ / デジタルアスリート
- 地方拠点・全国対応の中小ベンチャー特化:ソウルドアウト
- 固定報酬・コンサル特化(インハウス化支援):アタラ
- LP制作×広告運用一気通貫:ピークスマーケティング
2026年現在、広告運用はAIによる自動化が進む一方で、「戦略設計」「クリエイティブ」「LPO」の3つで差別化する時代に入りました。単に運用代行を任せるのではなく、「広告→LP→改善」を一気通貫で最適化できるパートナーを選ぶことが、これからの広告投資の成否を分けます。
当社ピークスマーケティングは、LP制作500本超の現場経験と大手代理店との継続取引で培ったノウハウを活かし、運用型広告とLP制作の一気通貫支援を提供しています。広告運用とLPの両面で課題を感じている企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
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本記事の監修者
ピークスマーケティング株式会社
代表取締役 小森 健
本記事の監修者
ピークスマーケティング株式会社 代表取締役
小森 健
ベンチャーから大手広告代理店まで、Web制作・デジタルマーケティング領域に従事。
複雑なWebサイト制作、LP制作、比較サイト制作、ECサイト構築、動画制作を中心に、情報設計・デザイントンマナ設計を起点としたフロントエンド設計・CSS・PHP実装まで一貫して対応。
本記事では、Web制作の実務経験をもとに、内容の正確性と実務での再現性の観点から監修を行っています。

