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完結漫画おすすめ42選!絶対に読むべき最強に面白い作品まとめ

数ある完結済み漫画の中から、「絶対に読んでおくべき漫画」「読んでいないと損する漫画」をジャンル別にまとめました。

令和の時代に完結した漫画から、平成、もしくは昭和の名作まで、ズラッと紹介しています。

少年・少女から、大人も楽しめる漫画まで幅広くまとめたので、きっとあなたが満足できる漫画があるはずですよ!

完結済み漫画7作品|厳選のおすすめタイトル!

まずは、ジャンル問わず絶対に読んでおきたい完結済みの漫画をご紹介します。

ここで紹介するのは、いずれも名作・神作ばかり。気になった作品は、とりあえず読んでみて損はなし!ですよ。

鬼滅の刃 (全23巻)

鬼滅の刃 のあらすじ

鬼にされた妹(竈門禰豆子:かまどねずこ)を人間に戻す方法を探しに行くストーリー。

主人公の少年、竈門炭次郎(かまどたんじろう)が様々な鬼と戦いながら心と肉体を鍛錬し強く成長していく。鬼を一緒に倒す仲間との強い絆、鬼の悲しい過去、様々なドラマがある愛と勇気の感動の物語。

鬼滅の刃の見どころ

大切な人を失いたくない。大切な人を守りたい。俺は負けない!!

鬼に最愛の家族を殺される主人公、血まみれの残酷なシーンというインパクトの大きいシーンで始まります。鬼化している妹を必死に守ろうとする心優しい主人公が鬼との戦いの中で、強く成長していく姿に勇気づけられます。

また、鬼になった人間の過去に悲しいストーリーがあり共感でき鬼が倒された時は、毎回感動し涙が出ます。世界中様々な年代に人気の作品です。

登場人物が多く、主人公の仲間達や敵含めて個性的なキャラが多く、楽しませてくれます。時折、くだけた感がほっこりさせてくれますが、必殺技を使う時はみんな格好良く、そのギャップにまた惹きつけられます。

鬼殺隊の柱達は男女9人の熱い心を持つ個性豊かなメンバーで、鬼には容赦なくても、主人公やその仲間達には厳しさと優しさがあり後輩思いがあります。鬼との戦いの中で主人公達と柱達の絆も見どころ。

銀魂 (全77巻)

銀魂 のあらすじ

宇宙からやってきた「天人」達は侍の武器となる刀を廃止させていった。そんな中、木刀を持参して万事屋を経営する坂田銀時が、新八、神楽と共に沢山の人々のお悩みを解決していく。

あらゆる時代の人物が少しだけ名前をいじって登場してくる作品。銀時達は面白おかしく人々を痛快に助けていく!!

銀魂の見どころ

銀時達のおふざけ精神が面白おかしくて笑いがとまりません

甘党でだらしのない銀時、アイドルオタクで眼鏡の新八、特殊な一族の少女神楽。この3人が物語の中心になり、万事屋として依頼された仕事をこなしていくというものです。

銀時は強すぎる侍なのですが、間抜け要素が加わる事で見ていて緊張感のないものになります。それが逆に素晴らしかったりするのです。登場人物が個性的すぎて心が温かくなり笑いが止まらないです。

物語はほぼ意味不明と化しており、あらゆる時代の人物が出てくるので間違いなくカオスです。それでもなぜか、物語として収まります。

坂田銀時は元々、反乱みたいな事をしており、白い髪の毛から特殊な名前で呼ばれていました。本当だったら処刑されているはずの人物が銀時です。

ある牢屋番から逃がされており、そこは物語の後半で分かってきます。逃がされた銀時は万事屋を結成したわけです。
正面から見る銀時はとてもふざけている感じの人です。裏から見る銀時はとても冷酷で相手を殺していく人物です。そのギャップが凄く良い所だと思います。

物語は支離滅裂に進んでいく為、何を目指しているのか分かりません。笑い要素と冷酷要素の入り混じった不思議な作品だと思います。

寄生獣 (全10巻)

寄生獣 のあらすじ

このまま人間が増えたら地球はダメになる……そう思った生物たちの総意からか、人を殺すだけの生物が突然生まれてしまう。それが寄生獣。人に寄生し、成り代わり、そして他の人間を食らう、おぞましい生き物。

主人公はそんな寄生獣が脳に寄生することを防ぐことに成功したものの、右手が寄生獣になってしまった青年。彼とその寄生獣がつむぐ、他の寄生獣や人間たちとの血の匂いのする物語。

寄生獣の見どころ

地球に人間は必要なのか考えさせられるファンタジー

この作品の特徴のひとつは、登場人物たちの心境の変化です。もともと寄生獣というのは血も涙もない冷徹な殺人生物なのですが、人と過ごすことによって、みんな大なり小なり影響を受けていきます。

特に主人公たちは、人と寄生獣が混ざることでお互いに近づいていきます。主人公は段々と冷徹に、寄生獣は段々と人のように思考し始めます。彼らが変わっていくところがとても引き込まれていきます。

伏線の上手さで言えば、市役所突入の事件が頭に浮かびます。

寄生獣たちの巣窟となってしまった市役所に機動隊が突入していく事件なのですが、とても凄惨な結果に終わってしまいます。この時、ずっと寄生獣だと思っていたキャラが実は違ったり、寄生獣がとてもうまく人間のフリをしたりと、まるで心理戦のように戦いが繰り広げられます。

戦闘描写ばかりがクローズアップされがちな作品ですが、それ以外もとても面白いです。

MAJOR (全78巻)

MAJOR のあらすじ

プロ野球選手・本多茂治の息子である吾郎は、彼に男手一つで育たれるながら野球選手を目指していた。ところが、少しずつ一軍へと復帰していた茂治は死球によって亡くなってしまい、吾郎は唯一の家族であり目標を失ってしまう。アニメ化もされた人気の野球漫画。

MAJORの見どころ

数々の逆境を乗り越える野球少年の物語

吾郎はあらすじでもわかるように普通の人ならば落ち込んでしまいそうなかなり波瀾万丈の人生を過ごしていますが、決して諦めることなく、めげずに逆境に立ち向かう姿が沢山の方々を勇気づけてきました。

周りに素敵な方々が沢山あることもあり、決して折れることなくまっすぐ突き進む吾郎の姿は、苦しい境遇からは想像もつかず読み進めていて目が離せません。

野球漫画は数多ありますが、絵柄が綺麗で臨場感が伝わりやすく、ハラハラしながら試合の状況を見守ることができるのが今作の魅力の一つです。

選手も癖はあるものの魅力的な人が多く、その中でどう吾郎が勝つのかにドキドキします。吾郎の成長と共に周りの登場人物たちも年を重ねるので、その姿を見守るのも楽しみ方の一つです。

ヲタクに恋は難しい (全11巻)

ヲタクに恋は難しい のあらすじ

腐女子であることを完璧に周囲に隠し通している成海と誰もが認める重症ゲーオタの宏嵩、同じ会社かつ同志の花子、その彼氏で同じくオタクの樺倉を中心に繰り広げられる、ギャグ満載なのに突然投下される特大の胸キュンがたまらないラブコメディー。

ヲタクに恋は難しいの見どころ

オタクなら共感せずにはいられない!

主人公カップルである成海と宏嵩のあまりにもオタクな掛け合い、その二人を見つめるケンカップルの花子と樺倉、オタク趣味を分かち合う女子二人の軽快かつ真剣なオタトークなど、キャラクターそれぞれの関係性がユーモラスかつ、あるあるすぎるところが最大の魅力です。

大好きな相手だからと言って別に四六時中好きと言うわけではない、でもちゃんと好き。というそれぞれの現実的な温度感がちょうど良くて好きです。

基本的には成海の情熱あふれるオタクっぷり、それに伴う喜怒哀楽に対して、本当にわかる…わかるよ…!と共感しながら読ませてくれるのですが、ページをめくると突然にド級の胸キュンが宏嵩によって放り込まれたりします。

テンポよく読めるギャグセンスの高さと、読者がつい憧れてしまうような素敵なやりとりとのバランスが絶妙で、何回も読み返したくなるストーリーに仕上がっているのが素晴らしいと思います。

君に届け (全30巻)

君に届け のあらすじ

主人公の黒沼爽子は、その見た目のせいで「貞子」と呼ばれ周りから距離を置かれていた。

しかし、高校で同じクラスになった風早君との出会いにより変化。友達ができ、クラスのメンバーとも打ち解けていく。
そして、風早君への憧れの気持ちは恋へと変化。高校生の恋愛と成長を描いた、きらきらの青春ラブストーリー。

君に届けの見どころ

読んで心を浄化!爽やかすぎる青春ラブストーリー

主人公の爽子がとにかくいい子!見た目のせいで嫌な思いをしてきたはずなのに、真面目で思慮深く純粋。応援したくなる女子なのです。

爽子が恋する風早君は、ともすると嫌味なぐらい欠点の無い爽やか男子。友達も多く、見た目も良い人気者です。あらゆる点で対照的な2人の恋が実っていく様子は、ピュアピュアのピュアで読むだけで心が洗われます。

クラス親睦会の肝試しに始まり、文化祭や修学旅行、そして進路選択と高校生のイベントがわんさか登場。甘酸っぱい思い出や叶わなかった遠い日に想いを馳せながら、人生を振り返ることができます。

また、毒気のないメインカップルに対し、人間らしさをみせてくれるサブカップルたちの存在が際立ちます。高校生ならではの、熱さや不器用さが愛おしい。もちろん、彼らと関わる大人たちも魅力的です。

監獄学園 (全28巻)

監獄学園 のあらすじ

男子がわずか5人…。そんなアンバランスな男女比率の高校で、ハーレム生活を期待していた男子たちだったが、女子に避けられてばかり。

それもそのはず、「裏」生徒会が男子を「汚らわしい」として退学に追い込もうと、男子との接触を禁じていたのです。

そんな中、男子たちは女湯の覗きを行い、「裏」生徒会につかまり、処分として学園内の監獄で生活することになります。

監獄学園の見どころ

絵がきれいで、女の子がかわいい。でもストーリーは馬鹿です。

「そうはならんやろ~」っていうくらいストーリーはとことん馬鹿だけど、男子ってそういうところがあるよねっていう憎めない男子5人。女の子たちもかわいいくて、個性的なキャラばかりです。

裏生徒会長も真面目なんだけど、真面目過ぎて抜けているところとか、副会長も会長しか目に入っていなくてネジ飛んでるところとか、どの子もキャラが立っていて推せます。

感動してしまったポイントもあって、副会長が会長を慕うようになった過去のストーリーはちょっと感動しました。

いじめられていた副会長が、転校してきた会長に救われるシーン。会長自身は真面目なので、当たりまえのことをしているだけだったけど、副会長にとっては救世主。真面目過ぎる会長は友達とか少なそうで、副会長と仲良くなって良かったと思いました。

完結済みバトル漫画おすすめ5選|アツい展開に胸が踊る!

ここからはジャンル別に紹介します。まずは王道のバトル漫画から。

不朽の名作から話題作、隠れた名作まで。迫力ある展開や表現にスカッとすること間違いなしです!

NARUTO―ナルト― (全72巻)

NARUTO―ナルト― のあらすじ

体内に九尾の妖狐を封印された忍者うずまきナルト。里一番の嫌われ者で落ちこぼれ者のナルトは、忍者になるための学校・アカデミーの卒業試験に3回落ちていた。

しかし、とある事件により卒業が認められ、忍者の証である額当てを手に入れる。そして晴れて下忍となったナルトは、配属された第七班で仲間たちと切磋琢磨し、様々な困難を乗り越えながら里の長である「火影」を目指し成長していく。

NARUTO―ナルト―の見どころ

バトル・友情・裏切り・復讐・絆の物語

一番の魅力は重厚なストーリーです。最初は、班員の仲間とのドタバタな日常が描かれていましたが、波の国編では忍びとは忍道とは何かの問いの話でした。

中忍試験編になると、里内外の下忍が登場し派手なバトルアクションの中に陰謀が見え隠れし、木ノ葉崩し編では陰謀・策略・裏切りの渦巻く中で砂隠れと木ノ葉隠れの戦争になります。ストーリーが進むにつれて、里の起源や忍びの起源にまで話が発展して壮大になっていきます。

キャラクターの心理や背景の描写が分かりやすい。特に裏切りと復讐の描写が細かく心に刺さります。

主人公のライバルであるうちはサスケは、過去に兄によって自分以外のうちは一族の者たちを皆殺しにされました。そんな兄に復讐するためサスケは形振り構わずに貪欲に力を求めていきます。

口数が少なく、本心をしゃべることはあまりありませんが、心の内ではドロドロとした憎悪を煮えたぎらせています。強くなるために仲間を裏切り、敵の手に落ちていく様は、胸が痛くなり遣る瀬無さを感じました。

その後も帰ってきてほしいと、何度も手を伸ばす仲間の手を振り払い、復讐の道を進んでいくサスケの姿に怒りやら悲しみやらで情緒が不安定にさせられました。サスケの復讐が成功したかどうかは、是非ご自身で確認してみてください。

封神演義 (全23巻)

封神演義 のあらすじ

物語の舞台は紀元前11世紀の古代中国、人間界と仙人界が存在し、人間と仙人、道士、妖怪が入り乱れて暮らしていたころの話。

人間界では殷王朝第30代の王・紂王が善政を敷いていたが、邪悪な妖怪仙人・妲己をめとってからは妲己に操られた紂王により、人間界は民が苦しみ混乱を極めていきます。

そんな中、三大仙人の一人・元始天尊は弟子の太公望に、妲己と邪悪な妖怪仙人たちの魂魄を封じ込める「封神計画」を遂行するよう命じる。しかし、封神計画には、太公望も知らない真の目的があったのであった。

封神演義の見どころ

魅力的なキャラクター達が戦う、歴史×SFの中華ファンタジー

ストーリーは当初「妲己を倒して人間界に平和をもたらすために封神計画を遂行する」という目的で始まるのですが、物語が進んでいくと徐々に封神計画の真の目的が明らかになっていきます。

序盤から「真の目的」に関わる伏線になるセリフやシーンが出てくるので、このシーンは実はこういうことだった、と読んでみてはっとさせられることも多々あり。物語全体を通して、伏線をきっちりすべて回収していくので驚きがあり、ストーリーに引き込まれていきます。

登場キャラクターたちが魅力にあふれています。特に主人公である太公望は、自分が傷ついてでも仲間や民を守るという一貫した姿勢があり、そこから出てくる他の仲間たちの感情や精神的成長も見られてとても感動します。
仲間を大勢失うようになるのですが、心理描写もうまく、読んでいて涙腺が崩壊すること間違いなし。物語の終盤の方では太公望に隠された真実が明らかになり、仲間たちとの関係を考える上で絶望することも。
シリアスなストーリーですが、ところどころくすっと笑えるギャグシーンもあり、読んでいると感情がゆさぶられっぱなしになる漫画です。

鋼の錬金術師 (全27巻)

鋼の錬金術師 のあらすじ

亡くなった母親を錬金術で蘇生しようとして体を失ったエドとアルの兄弟は、元の身体に戻るため旅に出た。

万能の力を持つ「賢者の石」に希望を見出した二人だが、次第にその石をめぐる巨大な謎と陰謀に巻き込まれていく。

鋼の錬金術師の見どころ

胸アツが止まらないファンタジー漫画の金字塔!

ハガレンほど完璧に完結した漫画は、他には数えるほどしかないと思っています。1話から最終話までずっと、毎回とにかく面白い。

主人公二人がどんなに迷っても絶対に止まらず、ずっと強くあろうとする姿は応援せずにはいられませんし、旅の中で出会う敵にも味方にもそれぞれの哲学と魅力があり、気が付けば全員のことが好きになってしまいます。

ストーリーの後半では次第に「賢者の石」にまつわる真実、二人が旅する世界にかかわる重大な秘密が明らかにされるのですが、特に大ボスの「お父様」と対峙する瞬間には、えええ!?と声が出ること間違いなし。

クライマックスのバトルは最高に胸が熱くなりますし、兄弟だけではなく、あらゆる人が自分にできることを命がけで達成する姿に涙が止まりません。

進撃の巨人 attack on titan (全34巻)

進撃の巨人 attack on titan のあらすじ

巨人が人類の捕食者として君臨する時代、身を守るため3つの大きな壁を築くことで人類は仮初の平和を手に入れていた。
主人公のエレンは、幼馴染のミカサ、アルミンと共に1番外側の壁に守られた町シガンシナ区で生活していた。そこに突如、超大型巨人が現れ壁を破壊し人類に攻撃を仕掛けてくる。

壁の崩壊と共に多数の巨人が内部に侵入し多くの人が巨人の餌食になっていく住人たち。その中には、エレンの母も含まれていた。

目の前で母、夢、故郷を奪われたエレンは巨人に対し復讐を誓い、果てしない人類と巨人の戦いに足を踏み入れていく物語。

進撃の巨人 attack on titanの見どころ

謎が謎を呼ぶ物語、真の敵は巨人かそれとも人か

1番の魅力は綿密に張り巡らされた伏線のあるストーリーで、読み返すたびに新たな発見がある重厚な内容です。読み進めるとあの描写にはこんな意味があったのかと感心します。

また、あらゆることが謎に包まれていることも特徴で初期では巨人も含め、世界観も分からないことがたくさんあります。話が進むごとに内容が徐々に分かってくる爽快感がとても癖になり考察が捗る漫画です。

また、そんな未知に対して登場人物たちは信念を持ち行動する姿は時には勇ましく、時には悲壮感が漂います。そんな人間臭さが滲むストーリー描写がこの作品の大きな見どころです。

一癖も二癖もある魅力的な登場人物がストーリーに華を添えてくれることもポイントです。彼らは皆、明確な意思をもって行動するので常に目が離せません。

全てのキャラクターに大きな見せ場が用意されています。巨人同士の派手なぶつかり合いは迫力満点、立体機動(対巨人用兵器)を用いた戦闘はスタイリッシュでかっこよい、智将といえるキャラの頭脳戦は唸らせられて天下一品です。

私は読者視点に近く実に人間らしいジャンの心の葛藤は派手さこそ無いものの痛いほど共感できました。そうした人間同士の信念のぶつかり合いも読者を魅了してくれます。

うしおととら (全33巻)

うしおととら のあらすじ

太古の昔からこの世界に生きる妖怪の「とら」と、偶然にもその封印を解き相棒になってしまった「うしお」。
時に分かり合い、時に大喧嘩しながら強大な敵を倒し、世界の危機に立ち向かうバトルファンタジー作品。

うしおととらの見どころ

「お前を食ってやる」唯一無二の関係性がアツい

うしおととら、という主人公二人が、互いのつらさや想いを分かり合いながらも常に文字通り食うか食われるかの関係であり続けるという、軸となっている関係性が最高。

「うしおを食べる」という最終目標を持ちながらも、うしおの大ピンチには助け船を出さずにいられない大妖怪のとらが、怖いのになんとも愛らしく魅力的です。

なんといってもラストバトルが素晴らしい。バトルもののクライマックスで号泣してしまうとは思わず、初めて読んだときは自分でも焦りました。

うしおもとらもそれぞれの悲しみとお互いへの深い情をずっと持ち続けているからこその激アツなラストは、大人にも若者にも、鬼滅の刃ブームと共に育った令和キッズにもぜひ読んでほしい、マンガ史に残る超名シーンだと思います。

完結済みSF・ファンタジー漫画おすすめ4選|非現実ならではの面白さ!

古くは「ドラえもん」や「銀河鉄道999」、最近では「進撃の巨人」「GANTZ」のように名作が多いSF・ファンタジー漫画。

その中でも、特に面白い完結済みの漫画をご紹介します。科学や宇宙、ポストアプカリプスなど、非現実の空気感をじっくり味わっていきましょう。

新世界より (全7巻)

新世界より のあらすじ

神栖66町は人口3000人ほどの田舎町。そこで子供達は呪術の練習に精を出す。小学校を卒業するためには呪術の目覚めが必要で覚醒しないものは卒業もできない。

小学校を卒業したものは全人学級に進学して呪術の授業を受けて一人前の大人へと成長していく。子供たちは「呪術が使えたら何がしたいか」を話し合い夢が膨らむ。

しかし、覚という少年が呪術が使えなかったものに対する逸話を話しみんなに戦慄が走る・・・。

新世界よりの見どころ

呪術を中心に大人と子供の関係を描くSF作品

この作品は1000年後の日本をテーマに描いているのですが、ほとんどの人たちが呪術という特殊能力に目覚めていて色々な事ができるので凄く羨ましく映りました。

一番目を引いたのは呪術によって船を動かしたりして移動していたのでとても便利だと思いました。舞台設定が1000年後という事で結構夢が広がる展開に興奮を抑えられなくなる事間違いなしです。

この作品に出てくるキャラクターのビジュアルがとても魅力的です。

表情豊かな美男美女たちが沢山出てくるので、とても目の保養にもなります。キャラたちの髪型がそれぞれ違うという部分も高ポイントです。

似ているキャラがいないので、それぞれが個性的に光っています。個人的には早季という女性キャラクターが一番魅力的に見えましたね。呪術の習得に前向きで一生懸命な性格にとても好感が持てます。

ARMS (全22巻)

ARMS のあらすじ

主人公の高槻涼の右腕には「ARMS」と呼ばれる兵器が移植されており、その力を使い秘密結社「エグリゴリ」との戦いを描いたバトル漫画。

他のARMSを移植された仲間や対抗組織「ブルーメン」と共に戦いを繰り広げる。

ARMSの見どころ

迫力満点のバトル展開、力を持つ危うさを表現した良作

初めは仲間同士でも警戒心が高く、うまくコンビネーションが取れないメンバー。それでも、キャラクターが持つARMSごとに特徴があり、できること、できないことを役割分担しながらバトルを行っていく上で、徐々にきずなが深まっていく王道ストーリーです。

ストーリーの核となっているヒロインの死もうまく伏線となっており、最終的にはきれいに回収されている。

主人公の持つ「ARMS」であるジャバウォックは制御できないほどの力を持っており、力を開放することで味方にまで被害が及んでしまいます。

しかしジャバウォックの力を使わないと勝てないような敵と出会った際の葛藤や、主人公のために自らを犠牲にして盾となる仲間を目の当たりにしました。

主人公の心理描写など、大人が読んでも考えさせられる内容です。

銀河英雄伝説 (全10巻)

銀河英雄伝説 のあらすじ

専制政治の銀河帝国と民主主義の自由惑星同盟の二つの国が銀河をまたにかけて争う物語。時代設定は、数千年後のSFもので、二人の天才軍師の攻防戦がメインに描かれる。

二人の天才軍師はそれぞれ異名をもっており、互いに敵ながらも一目置いている。

銀河英雄伝説の見どころ

銀河の命運をかけた二人の天才軍師の戦い

小説出身ながら、アニメ化や漫画化だけでなく、宝塚歌劇団の演目として取り上げられるほどの名作です。政治や戦争、歴史的背景まで緻密に構成されており、かなり考えさせられる作品です。

また、人物一人一人の描写も深く、心理的な背景もよくわかり、それぞれの立場からの物の見方が理解できます。とにかく見応えが抜群で、壮大かつ繊細な物語だと思います。

個人的な感想になってしまいますが、私は、キルヒアイスが大好きです。ラインハルトに対する誠実さや、間違った方向性に進もうとしている時に助言をして見守ろうとする様など、人間的な魅力がたまりません。

また、ラインハルトの姉との一途な恋路にグッときてしまいました。また、登場人物たちの葛藤も高尚な精神を感じられて、感動しました。

亜人 (全17巻)

亜人 のあらすじ

何度死んでもよみがえる「亜人」という存在であることが、交通事故に遭って発覚してしまった永井圭。ついさっきまで日常を共に過ごしていたはずの人たちに差別され、政府に追われる身となってしまった中、同じ亜人の佐藤と出会い、人間と亜人との闘いに巻き込まれることになる。

亜人の見どころ

怖い!でも面白い!終わりが読めない超バトル漫画

人間対亜人の対戦ももちろん面白いのですが、バトルの大前提である「死んだら負け」が通用しない存在である亜人同士の戦闘シーンがどれもすごく面白いです。

決着をどうやってつけるのかわからないし、決着したように見えても死んでいないので当然バトルはいずれ再開されることになります。どこまで行っても勝敗が読めないところにドキドキします。

バトルにつぐバトル、人間と亜人それぞれの超人的な頭脳戦が続く中、死なない存在である「亜人」は、果たして人間ではないのか?という哲学的なテーマが全編にわたって描かれていきます。

自分が亜人かどうかは死んでみるまでわからない。亜人と言えども人間と同じように生きていけます。現実世界にある差別と重なる部分も多く、思わず考えさせられるつくりになっているのが秀逸です。

完結済み恋愛漫画おすすめ5選|胸キュンも切なさもドキドキも!

思わず胸がドキドキするような、胸キュン間違いなしの恋愛の傑作・良作漫画を厳選してご紹介します。

ここでご紹介するのは作画もストーリーも抜群の漫画ばかり。少女漫画が主ですが、少年漫画もご紹介。ぜひ、参考にしてくださいね。

花より男子 (全37巻)

花より男子 のあらすじ

親の見栄で超セレブ高校に通うことになった貧乏女子高生・牧野つくし。3年間を穏便に過ごそうと、息を潜めるように学園生活を送っていたつくしだったが、ある日学園内のヒエラルキートップに君臨するイケメングループ「F4」に目を付けられてしまう。

いじめのターゲットにされたつくし。しかし、持ち前の雑草根性でたくましく立ち向かっていく。

そんな中、F4のリーダー道明寺はつくしに心惹かれていく。ところが、つくしはF4の中でひとり不思議な雰囲気を漂わせる花沢類が気になって仕方なく…。これまで何度となくドラマ化・映画化されてきた、青春スカッと系学園ラブストーリーです。

花より男子の見どころ

アジア各国で映像化されてきた、恋愛少女漫画の大定番!

貧乏女子とセレブ男子という分かりやすい格差恋愛に加え、三角関係、親の反対、果ては記憶喪失までメロドラマ的要素がこれでもか!という程つまった物語ながら飽きさせません。ストーリー展開がとても上手いと感じます。
粗野で嫌なヤツだった道明寺が、つくしと出会って変わっていく。一方、つくしも道明寺の優しさや繊細さに気付く事で好きになっていきます。

その過程に共感できるよう描かれているから、「あり得ない」が「キュンとする」になるのだと思います。

つくしのたくましさや道明寺のおバカ加減など、キャラ付けが絶妙。作中でモテモテのつくしですが、男性陣は皆つくしの生きる力の強さだったり包容力といった内面に心惹かれます。その辺りが、読者の共感を得られるポイントではないでしょうか。

物語初期には引くようなレベルのいじめをしていた道明寺も、恋をしたつくしには真っすぐで素直。おらついてる一方で漢字が読めない子だったりと可愛い一面も覗かせます。
王道のラブストーリーを楽しく読みたい、全世代の人におすすめの漫画です。

なまいきざかり。 (全23巻)

なまいきざかり。 のあらすじ

主人公のユキは、男子バスケット部でマネージャーをする高校2年生。ある日、密かに想いを寄せていたキャプテンに彼女が出来たことを知る。ひとり部室で涙していると、1年の後輩・成瀬に見られてしまう。

以来、何かとちょっかいを出してくる成瀬。しまいには、「好きになっちった」とキスしてきて…。堅物女子と年下男子の青春ラブストーリー。

なまいきざかり。の見どころ

年下男子の魅力全開!青春ラブストーリー

イケメンなのにかわいい、でかいのにかわいい、ちょっとした事でやきもち&すぐ拗ねる…といった年下男子の魅力がギュウギュウに詰まっているのが魅力です。

鉄壁のディフェンスぶりをみせるユキに対し、グイグイ攻める成瀬。その攻防にキュンとします。もちろん、一緒に下校や図書室デートなど、全人類が憧れる恋愛シチュエーションが揃っている点も見逃せません。

メイン2人はもちろん、周りのキャラがたっている!当て馬ポジの男子も可愛く健気で応援したくなるし、後半少し勢いが落ちてきたところに登場する友達も◎。ただ顔が良いだけでなく、斜め上をいく残念美人で魅力的。

また、バスケの試合シーンが本格的で、恋愛のおまけ要素的でないところも好感がもてます。絵がきれいなので、試合の流れが分かりやすい。

思い、思われ、ふり、ふられ (全12巻)

思い、思われ、ふり、ふられ のあらすじ

この春から高校生になる由菜は友達のさっちゃんが引っ越しをするというのでお見送りへと出かける。その道中、他にも近所で引っ越しに勤しむ人たちを見て「春は引っ越しが多い」と感慨深い気持ちになる。

さっちゃんがいなくなってしまうという憂鬱な気持ちを抱いたまま突然誰かに肩を叩かれる。振り返ると謎の美しい男性がいて、由菜に対して「うんこ踏むよ」と教えてくれて・・・。

思い、思われ、ふり、ふられの見どころ

4人の男女が交わる人間関係が秀逸

この作品はすごくキャラクターデザインに魅力があります。主人公の由菜の眼のデザインがとにかく綺麗で、目を見るだけで感情が読み手に伝わってくる印象を受けました。

キャラたちの喜怒哀楽が本当にわかりやすく、友達のさっちゃんが引っ越していなくなってしまうという寂しさを由菜の表情を見ただけでとても切ない気持ちになりましたね。

メインのキャラクターとして由菜と朱里、理央と和臣という男女が出てくるのですが、この4人の恋愛模様がすごく面白いです。

それぞれがそれぞれのことを想い合っていて、いまいちパズルが上手にハマらないギクシャク感が最高にそそります。

高校が舞台ですから青春を感じる描写も数多く、キャラたちの魅力もそのシチュエーションに引っ張られているように感じられて人間関係の変化に見応えがあります。

フルーツバスケット (全23巻)

フルーツバスケット のあらすじ

とあることから草摩家に居候することになった主人公の本田透。草摩家には動物憑きという変わった体質によって異性に抱かれると人間が動物になってしまう呪いがあり、その秘密を知ってしまう透。

同じ高校に通う由希や夾と愉快な草摩家との関係に困惑しつつも、きちんと向き合って受け入れる透に対して草摩家のみんなは惹かれていくのだが・・・。

フルーツバスケットの見どころ

コンプレックスを受け入れて強くなる

透のお母さんのような包容力に惹かれてしまう。彼女に特殊な能力があるわけでもなく、ただただ、草摩家の呪いにとりつかれている人たちの心のよりどころになってあげているのがすごいです。

癒し系って本当に凄い能力なんだなんぁって改めて思いました。人を気にかけて、誰も傷つけない。そんな本田透っていう女性に読者のみんなも惹かれてしまうと思います。

由希や夾の成長が著しく、見ていて応援したくなります。

そもそも彼らは不幸な呪いにかかっており、暗闇に立たされている状況でそれを誰かに伝えることもできずに悶々としている状況。そんな時に、全てを受け入れてくれる透という存在が神がかっていて、もうみんなのお母さんって感じ。

それにこたえるようにコンプレックスから逃げないで立ち向かう彼らの姿勢に感動できました。

恋と嘘 (全12巻)

恋と嘘 のあらすじ

根島由佳吏通称ネジはいつもクラスのある人物のことを目で追ってしまっていた。

この世界では恋愛は禁止されていて、結婚相手を国が決める。そんな制度に嫌気が差していたクラスメイトたちは円陣を組みみんなで反発の意を唱える。

遺伝的に約束された政府が決めた幸せな結婚。世間での評価はこれだが、ネジの気持ちは違っていて・・・。

恋と嘘の見どころ

恋愛が禁止された世界での出来事

まずこの作品は世界観がとても面白いです。国の決まりとして恋愛が禁止されていて、政府が決めた相手としか結婚できないという決まりがあるので、物語の行く末が未知数で非常に興味深いです。

主人公のネジは同じクラスの高崎という可愛らしい女の子に片想いしているので彼女とどういう関係に発展するのかすごくワクワクしますね。

ネジの性格にすごく好感が持てます。主人公なので彼にフォーカスするシーンが多いのですが、非常にコミカルな性格で素直に応援したい感情が芽生えてきます。

片思いの高崎さんに告白することを決意するのですが、当の高崎さんはネジの存在自体覚えられていなくてショックを受けてしまうネジが非常に切なかったです。

でも結構目立たない男子はモテる女子からしたらネジみたいな扱いなのでしょうね。

完結済みスポーツおすすめ5選|アツい展開も泣ける展開も充実!

スポーツ好きはもちろん、運動が苦手・・・というあなたにもおすすめの、思わず手に汗握る人気の完結済みスポーツ漫画をご紹介します。

リアルから超能力的な必殺技が登場するスポーツ漫画まで。まだ読んだことがない作品は是非読んでみてくださいね。

ROOKIES (全24巻)

ROOKIES のあらすじ

ニコガクに赴任してきた新人教師の川藤幸一。ニコガク野球部は過去に春のセンバツ甲子園に出場するほどの栄光があるものの、暴力事件などにより今は活動停止に追い込まれていた。

不良だけど、実は野球をした高校生と川藤の出逢いにより甲子園を目指すことになるのだが・・・

ROOKIESの見どころ

不良ヤンキーと高校野球の金字塔

川藤先生の存在にめちゃくちゃ勇気をもらえます。あんな先生が真横にいたら本当に自分も頑張れると思います。だから、川藤先生の教え子が本当に羨ましい。

あんなに自分のことに対して一生懸命になってくれる他人の大人がどれくらいいるだろう、と感じます。今は自分のことに必死な大人が多すぎて、あくまで漫画のキャラクターではありますが、こういうキャラが今は必要だと思いますね。

生徒の努力と成長がまぶしすぎます。まさに青春って感じ。

もちろんそれを変えてくれたのは指導者の川藤先生ではあるのですが、それでも自分自身を必死に変えようとしている生徒のみんなが素晴らしすぎますね。

自分が不良から殴られても野球部員だから殴らないとかもう感動して泣きそうになる。生徒からも勇気がももらえる作品です。

ハイキュー!! (全45巻)

ハイキュー!! のあらすじ

ある日、偶然春高のバレーのテレビ中継を見かけた小柄な少年・日向翔陽は「小さな巨人」と呼ばれ躍動するエースに心奪われバレーボールを始める。

低身長という身体的不利を補えるほどの運動神経でバレーへの情熱を持ち合わせていた日向であったが、中学では恵まれない環境のせいもあり才能を活かせずにいた・・・。

燃えたらない日向はリベンジとばかりに高校で再起をはかるのだが・・・。

ハイキュー!!の見どころ

バレーファン必見!!王道のバレーボール漫画

キャラクターが豊富で、自分のチームだけでなく、ライバルチームのキャラクターも本当に丁寧に作り込まれていると思います。

選手はもちろんですが、先生・マネージャー・コーチなどなど、たくさんの個性的なキャラが登場してくるから、感情移入できるキャラが1人は必ず見つかると思います。ぜひ、自分の推しキャラを見つけてほしいですね。

バレーボールをやってた人にはかなり刺さる漫画だと思います。私も子供の頃経験者なんですけど、わかりやすいし、読みやすいです。

漫画らしい必殺技みたいなのがほとんどなくて、すべて実際に現実にプレイできる技で構成されているのがいいですね。

「見たことない必殺技とか出しときゃ面白いやろ」的な要素がないのがリアルですばらしいです。

アオアシ (全28巻)

アオアシ のあらすじ

愛媛に暮らす中学三年生の青井葦人は粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているプレイヤーだったが、まっすぐすぎる性格が災いし、大きな挫折を経験することになる・・・。

そんな葦人の前に、東京にある強豪のユースチーム監督が現れ、自チームのセレクションを受けないかと勧める。果たして、葦人は日本サッカー界の革命児となれるのか。

アオアシの見どころ

サッカー経験者に100%刺さる王道サッカー漫画

サッカー漫画でありながら、葦人を応援する周りのサポーターが兎に角、素晴らしい。母親からは「アンタはとっくに私の誇り」なんて手紙をもらったり、花ちゃんからも「私はアレのファンだ。たぶん世界で最初の」。

もちろん頑張っている主人公あってのセリフだとは思うんですけど、こんなん言われたら頑張るしかないですよね。

サッカーの奥深さというか素人ではわからない経験者に大変さが丁寧に描かれている作品だと思います。これに関してはサッカー経験者にはめちゃくちゃ共感してしまう作品ではないでしょうか。

単に技術だけじゃだめで頭も使えないとダメだし、メンタルも強くないとやっていけない。そんなことがとても細かく丁寧に描かれていて素人にもわかりやすくて読みやすい作品です。

シュート! (全33巻)

シュート! のあらすじ

主人公田中俊彦は、中学ではそれなりに名の通ったサッカー選手。平松・白石と合わせて「掛西中トリオ」と呼ばれていた。

そんな俊彦には憧れの先輩久保嘉晴と同じ高校に通うことに。久保はすでに伝説的な存在となっていた。田中は憧れの先輩と一緒にサッカーができると思っていたのだが・・・

シュート!の見どころ

キャプテン翼に並ぶ日本の伝説のサッカー漫画

高校サッカーを舞台にした作品で主人公の憧れでもある久保がまさかの序盤で死んでしまうところから話が始まるところが衝撃的で、続きが気になってしょうがなくなる作品。

久保亡き後の掛川高校の青春と成長と恋愛を描かれていて、読んでいるだけで青春に戻れるような、戻りたくなる作品。まさに淡い青春スポーツ物って感じです。

高校の青春ストーリーもいいんですが、もう一つの見どころがサッカーの試合がとてもきめ細かく描かれています。

もちろんサッカー漫画らしい必殺技とかもあるのですが、それとおなじくらいに戦術とか心理描写が丁寧に描かれていて、とてもリアルでおもしろいです。

毎試合どうなってしまうんだろうっていうハラハラする緊張感が伝わってくるのもいいです。

ベイビーステップ (全47巻)

ベイビーステップ のあらすじ

器用面で真面目な男子高校生の丸尾栄一郎が、高校入学を機にテニスの魅力に目覚めて、テニス選手として成長していくお話。小学生から成績オールAという頭のいい栄一郎は高校に入っても成績優秀。

ある日、隣のクラスの鷹崎奈津と出会うことによって本格的にテニスを始めるようになる。彼の生真面目なプレースタイルでどんどん成長していくのだが・・・

ベイビーステップの見どころ

几帳面で真面目な男のテニス成長物語

なんといっても主人公の成長していくストーリーがおもしろいです。どちらかというと、勉強が得意な方の主人公が生真面目さでひた向きに自分なりのプレースタイルでプロを目指すレベルまでになる。

圧倒的な才能とか体格とかはない平凡な身体能力しかない彼が試合中にもノートに記録し分析していくという彼らしいプレースタイルがとても魅力的です。

どんなに劣勢でも勝利をあきらめない主人公の精神力も魅力の1つだと思います。

スポーツって技術とか力とかそういうのが描かれてがちなんですけど、この作品は細かい主人公の心理描写が描かれていてそれがまたとてもおもしろい。

一見凡人レベルの才能しかない彼がここまで上がれるのは彼の精神力の強さのお陰だと思うんでそこもまた魅力的でいいですね。

完結済みギャグ漫画おすすめ4選|とにかく笑いたい時にピッタリ!

とにかく笑いたい、無心で楽しめる漫画を読みたい、そんなあなたにおすすめのギャグ漫画を5作品、ピックアップしました。

ちょっとストレスを発散したいとき、これから紹介する作品を読んでスカッとしちゃいましょう!

うる星やつら (全34巻)

うる星やつら のあらすじ

浮気者の高校生、諸星あたると彼を一途に愛し続ける宇宙人美少女のラムを中心に架空の街でドタバタ劇が繰り広げられる。

宇宙人である鬼族が地球にせめてきて、地球をかけて一騎打ちの鬼ごっこが行われることに。そこで選ばれたのが、諸星あたるとラムであった。果たして、地球人と宇宙人の地球を賭けた鬼ごっこどうなってしまうのか。

うる星やつらの見どころ

ダーリンのことを振り向かせたい

兎に角何でもなりの展開でコメディ様相が強い作品内容になっていまする。気づけば、あたるがラムだけでなく色んな人に追いかけられている展開が非常におもしろいです。結構な頻度でこのパターンなのもなんかいい。

パターンが大方決まっている中でおもしろい要素があちらこちらに散りばめられているからたまらない作品となっています。

キャラクターが個性的でとてもおもしろい作品です。

ラムちゃんは知らない人いないんじゃないかって言うくらいで個性的でセクシィだし、主人公のあたるもどうしようもないダメ学生って感じでキャラ立ちしていていい。

それ以外のキャラもかなりの個性キャラがおおくて、ラムちゃん、面堂、しのぶちゃん、ランちゃんとどのキャラも魅力的な脇役が肩をならべているのがいいです。

こちら葛飾区亀有公園前派出所 (全200巻)

こちら葛飾区亀有公園前派出所 のあらすじ

主人公の両津 勘吉は、警察官で交番勤務。極端に大雑把な人間で、金儲けと趣味に勤務時間でも夢中になる道楽者である。

上司の大原によく怒られるものの、周りの人々からは義理人情に厚く、とても頼りになり、いい奴だと思われています。ずば抜けた商才と欲張り過ぎる癖が抜けずに物語のエンディングは自滅で幕を閉じる事が多い一話完結の短編集です。

こちら葛飾区亀有公園前派出所の見どころ

複雑な現代社会を原始人のような主人公が自由に生きる。

主人公は強いものですが、この作品の主人公の強さは異質なものです。攻撃力はなく、生命力に特化しています。その強すぎる生命力があだとなり、わが身の危険もかえりみずに、金欲しさにリスクの高い金儲けの商売を次々と始めます。

バイタリティーもすさまじいので、スピーディに物語は展開し、オチとなる自滅へと進み、読者を笑わせます。

ギャグ漫画のような作品ですが、社会風刺も入っており、警察官という設定から様々な事件や問題を読者に考えさせます。また、中高年にはなつかしい時代を思い出させて、感傷的な気分になります。

主人公は、現代人には無い義理人情があり、頼もしい存在であることが、人間関係のかなりの近さを実現し、人間関係の遠い現代人の読者の心を温かくします。

魁!! クロマティ高校 (全17巻)

魁!! クロマティ高校 のあらすじ

都立クロマティ高校に入学した神山高志16歳は、自分の置かれた状況に戸惑っていた。周りには、見慣れない人たちがたくさんいる。なんとヤンキー高校に入学してしまったようだ。
鉛筆も持つ手も震える。ふと床に鉛筆を落としてしまい隣の席の人物が親切にも拾ってくれたかと思ったら、その人物は鉛筆を突然食べ出して、神山に戦慄が走る・・・。

魁!! クロマティ高校の見どころ

ヤンキー学校の個性豊かなキャラたちのギャグ展開

クロマティ高校という都内でも有名なヤンキー学校に間違えて入学してしまった普通の高校生神山がヤンキーたちに馴染もうと独自の見解を話したりして、仲を深めていく姿がとても面白いです。

ヤンキーたちは基本的に馬鹿で純粋なので神山が発言するワードに素直に感心したりするので、その辺のやりとりがとても面白おかしくて飽きません。

この作品に出てくるキャラたちは本当に魅力的で言動が毎回面白いです。

竹之内豊という番長がいるのですが、周りの評価と本人の内面がすごくかけ離れているのでモノローグとしてそのギャップを楽しむのも良いです。

他にはメカ沢というロボットがクラスメイトにいたり、フレディというクイーンのボーカル風の謎キャラがいたりと本当に教室がカオスで目が離せません。

斉木楠雄のΨ難 (全26巻)

斉木楠雄のΨ難 のあらすじ

斉木楠雄は超能力者である。今日も超能力を使って事故などを未然に防いでいた。遡る事16年前、平凡な夫婦の間に一人の可愛らしい赤ん坊が生まれた。名を楠雄と言い生後14日目で言葉を話し1ヶ月後には空中を歩いていた。

抜けている両親の甲斐あって何事もなくすくすくと成長。高校生になり、今ではありとあらゆる超能力をマスターしていた。

しかし、楠雄本人は超能力者である自分に対して辟易しており、普通の人が感じるはずの達成感や感動を味わうことができないと嘆いていた・・・。

斉木楠雄のΨ難の見どころ

超能力者である楠雄が少し変わったクラスメイトたちに翻弄される

斉木楠雄という個性的なキャラクターが超能力を使って色々なトラブルに立ち向かっていく姿がとても面白く描かれていきます。

例えば、ひょんな事からクラスメイトの女の子に好意を持たれた楠雄が、超能力を使って「気のせいだ」と女の子に錯覚させようとする展開が非常に興味深いです。なかなか楠雄のことを諦めない女の子と楠雄の攻防が見ていて笑えます。

楠雄のクラスには個性豊かなクラスメイトたちが山ほどいるのでそこも魅力の一つです。唯一超能力が効かない存在として燃堂という存在がいるのですが、やたらと楠雄のことを「相棒」と呼んで付き纏ってくる展開がかなり笑えます。

他にも中二病を発症している海藤や自分のことを可愛いと本気で思っている照橋さんなど言動が変わっている目が離せないキャラばかりなので非常に面白いです。

完結済みラブコメ漫画おすすめ5選|ドタバタ展開が面白い!

キュンとするシーンもあればクスっとなってしまうシーンもあるラブコメ漫画。

その中でも、絵柄も可愛くストーリーも面白い、そしてアニメ化もされた人気作品をご紹介します。気になった作品はぜひ試し読みもしてみてくださいね。

山田くんと7人の魔女 (全28巻)

山田くんと7人の魔女 のあらすじ

不良少年の主人公・山田竜は学園きっての問題児であり、周囲でも浮いた存在で友達もできずにいた。

ある日、ひょんなことから階段でおちたはずみで優等生の白石うららとキスしてしまったことによって、二人の身体がいれかわってしまうことに・・・。

それが魔女の能力だと知った二人だったが、実は同じような能力をもった7人の魔女が校内にいることがわかり・・・。

山田くんと7人の魔女の見どころ

キスから始まる魔女との恋愛ストーリー

7人の魔女が個性的な能力をもっていて魅力的。どの女の子も個性的に描かれていて、7人とも各々悩みをもっているっていうのもいい。

少年漫画らしく描かれているからとてもかわいらしくて、推しキャラとかそれぞれ別れる要素があって楽しめます。男性からしたらハーレム系の作品なんで読んでいてワクワクドキドキする作品です。

山田くんが事件解決に奔走する感じがとてもおもしろくて、彼なりに不良で打ち解けずにいた問題児の時とはまたちがって、魔女探しをとおして成長していく姿が印象的でおもしろく描かれています。

はじめはちょっとぶっきらぼうな感じするかれですけどなんやかんやで不良の割に実はめちゃくちゃ優しい一面があり、魔女たちも好きになる気持ちわかります。

寄宿学校のジュリエット (全16巻)

寄宿学校のジュリエット のあらすじ

ダリア学園高等部で対立する白猫生徒と黒猫生徒はウェスト公国と東和国で対立る国の出身者たち。毎日、喧嘩の日々の中、黒猫のリーダー犬塚露壬雄はウェスト公国のペルシアに恋をしていた。

露壬雄はペルシアに告白して付き合うことになった二人だが、周りは敵対同士。二人の関係がばれたら即退学の状況で二人は、少しづつ距離を縮めていく。

寄宿学校のジュリエットの見どころ

ばれたら即、退学のドタバタコメディな恋愛漫画

ロミオとジュリエットの作品を現代にした漫画です。露壬雄とペルシアの二人だけの時間が欲しいのに、露壬雄を好きな女の子やペルシアが好きな男にストーカーがつきまっとたりと、二人の仲が進展しようとすると必ず邪魔が入ってしまします。

二人はいつも仲が悪くふるまうために突然、バトルシーンが入るのが好きです。ドタバタコメディ風なので好きな方はおすすめ。

こんな学園生活を送れたら楽しかっただろうなと思わせるストーリー。前にも同じ対立する生徒同士で恋愛関係だった二人が主人公たちの親たちなのは伏線だったのか気になります。

キャラクターはかわいい子が多くウェストのモブキャラの女の子の方が好み。ペルシアのお母さん、露壬雄の母親の回想シーンでも生徒として出てきたけど当時と全然、年取ってないように見えるのは不思議でした。

To LOVEる -とらぶる- (全12巻)

To LOVEる -とらぶる- のあらすじ

主人公のリトは恋愛に奥手でシャイな男子高校生。クラスメイトの女子高生・春菜に恋しているのだが、中々告白できずにいた。実は春菜とは両思いなのだが、互いにその事実はしらないまま。

そんなリトもとに、宇宙人を名乗るララがやってきて、見合いが続く日常に嫌気がさして家でしてきたらしく。その後の勘違いからリトはララの婚約者候補になってしまう。ララと出会いを境に次第にリトは連鎖的にトラブルに巻き込まれていく・・・・

To LOVEる -とらぶる-の見どころ

少年漫画の限界を超えた過激なお色気漫画

少年漫画の限界を超えたと言っても過言ではないくらいエッチな描写や刺激的な描写がおおく、女の子がとても魅力的に描かれています。

かなり攻めた絵柄だなーと思いますが、一応少年誌の漫画なので、ギリギリを攻めているというかもうちょっぴりアウトだと思うのは私だけではないはずです。女の子がかわいらしくて男性からしたらたまらないです。

日常ハーレム系の漫画。あくまでもこの作品は少年誌ですので、日常での健全なハーレムな展開が描かれています。男性だったら羨ましすぎる展開だとおもうからぜひ興味のある人は読んでほしい。

過激なエロ要素とコメディ要素が含まれている感じでくすっと笑えて、話がテンポよくすすんでいくので、気持ちのいい作品です。

藍より青し (全17巻)

藍より青し のあらすじ

駅の改札口が通れず桜庭葵は困惑していた。そこに、たまたま花菱薫が通りかかり鼻緒が切れて歩けない葵を見かねて直してあげる。

その後、乗り場がわからない葵を心配して薫は方向が同じということで一緒に駅のホームまで行く事に。二人は電車に揺られて世間話を開始。その話の中で葵には特別な殿方がいることがわかり・・・。

藍より青しの見どころ

世間知らずの和風美女桜庭葵と花菱薫の恋愛模様

ヒロインである桜庭葵の存在感がこの作品の魅力の一つです。

まず、一番に目を引くポイントとして紬姿がとてもに似合っているという部分です。物語の序盤から紬を着ていて少し天然な節も顔を出すのですごく魅力的に見えてきます。

少しおっちょこちょいで放って置けない何かを持っているので、彼女の言動から目が離せません。

主人公である花菱薫と桜庭葵の関係性が一番の見どころですね。まず葵の許嫁が薫だと発覚して、二人の間に変な空気が流れる展開が非常に面白いです。突然の事実に薫が戸惑いの表情を浮かべる場面もすごく良いですね。

物語が進むに従って薫と葵の恋愛模様に変化が生じてくるので凄く見応えがありますね。話が進むと葵が薫のことを心から信頼している純粋な場面が何度も出てくるので必見です。

ロザリオとバンパイア (全10巻)

ロザリオとバンパイア のあらすじ

平凡な高校生青野月音。高校受験に失敗して親の紹介で田舎の高校へ入学することになる。しかし、その選択が月音の運命を大きく変えてしまう。

バスに揺られてトンネルを抜けるとそこは薄気味悪い別世界。入学することになっている陽海学園が見えて、あまりにも異様な外観に月音は引き返そうと決意するが、そこで自転車に乗った萌香というとびきりの美少女と接触したことで月音の気持ちは一転ハッピーになり・・・。

ロザリオとバンパイアの見どころ

月音と萌香の学園ドタバタラブコメディ

ごく普通の高校生月音が妖怪たちが通う陽海学園に入学したところから物語がスタートするのですが、初っ端から萌香という可愛らしいバンパイアと知り合いになれるので、二人の関係がどのように進展していくのかすごく興味深いです。月音が普通の学生という部分がポイントで読者がすごく感情移入しやすいキャラなので尚のこと物語に没入できます。

萌香というキャラクターがすごく美人で魅力的ですね。彼女はバンパイアであるからして、人間である月音の血が好物で常に月音に付き纏っている姿がとても印象的です。

萌香は学園でも月音に対してベタベタしているので、周りの生徒たちが敵意に似た視線を月音に向ける感じが面白いです。ですが、月音自身萌香のことが内心好きなので満更でもない対応をする姿が非常に羨ましいです。

異世界転生系漫画おすすめ2選|スッキリ完結した面白いストーリー!

異世界転生系は打ち切りになってしまった作品も多く、綺麗に完結した漫画って意外と多くないですよね。

その中でも綺麗に完結した、そしてストーリーも面白いおすすめ漫画をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

幻想グルメ (全7巻)

幻想グルメ のあらすじ

2年前、地球で俊一郎は外回りの仕事に追われていた。しかし、誤って階段を踏み外してしまった事であっさりと死んでしまう。

ふと目覚めると、そこは異世界で第二の人生をスタートさせることになる。貧民街で俊一郎は日々を生きる為、詐欺をして小銭を稼いでいた。しかし、ある日バートという四大貴族の1人と出会い企業コンサルタントをして富を得ることになり・・・。

幻想グルメの見どころ

異世界に転生して未知なる食材を吟味する

この作品はグルメ漫画ですから、とても美味しそうな食材が沢山出てきます。しかも異世界というテーマがプラスされているので現実には存在しない生物の肉などの描写を臨場感たっぷりに見ることができるので非常に興味深いです。

この肉は、どのような味がするのかなど描写によって色々な想像を掻き立ててくれるのでグルメ作品が好きな人にはとてもおすすめの作品です。

異世界ならではの独特なキャラクターが沢山出てくるところも魅力の一つです。人間として生きているのは主人公の俊一郎だけで他は獣人だったりするので、その異質な雰囲気がとてもおもしろく映ります。

ある日、メイドのシルフィンと一緒にレストランに行く展開があるのですが、そこでの独特の空気感が堪りません。近くの席でライオン風の男性が行儀良く肉を食べている姿は必見ですね。

ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件 (全1巻)

ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件 のあらすじ

交通事故をきっかけに男子高校生がふと目覚めたらなんとドラゴンボールのヤムチャに転生していた!!

ブルマに付き合えると喜んでいたのも束の間、彼はドラゴンボールのあらすじを一通りしっており、自分が死ぬことを想いだす・・・。

ドラゴンボールワールドで次々と強敵が出てくる世界で果たしてヤムチャは生き残ることができるのか

ドラゴンボール外伝 転生したらヤムチャだった件の見どころ

自分がドラゴンボールのヤムチャになれたら・・・

原作へのリスペクトはそのままに、転生物でもまさか現存する漫画の作品のモブキャラであるヤムチャに転生するというなんとも斬新な発想が素晴らしい作品です。

通常のドラゴンボールでは描かれないヤムチャ視点のドラゴンボールワールドを楽しむことができるのがとてもおもしろくて笑えますね。中でも餃子とのやりとりはおもしろすぎます。

転生した高校生はドラゴンボールの話の大方を知っているんで、彼が未来をどう受け止めてどう変えていくのかっていう心理描写がとてもおもしろく丁寧に描かれているのがいいですね。

残念ながら原作のドラゴンボールではネタキャラ的な不遇な扱い受けていたキャラのヤムチャを転生した彼が演じることによって普段では見られないカッコイイヤムチャをみることができるのはGOOD

二度目の人生を異世界で (全18巻)

二度目の人生を異世界で のあらすじ

功刀蓮弥、享年94歳。彼は死後の世界である少女から「二度目の人生に幸あらんことを」と言われ異世界へと旅立つ。漫画おすすめ2選|スッキリ完結した面白いストーリー!

太陽が二つ並んでいる異世界へとやってきた蓮弥。生前の記憶はなく目的もない。宛もなく歩いているとインベクトリという謎の液晶が登場。タッチパネルのように自分の持ち物を確認していると「アーティファクト」という単語が目に入り・・・。

二度目の人生を異世界での見どころ

94歳で死んだ蓮弥が二度目の人生を歩み始める

この作品では異世界転生もののワクワク感を存分に味わうことができます。世界観は、まさにロールプレイングゲームで主人公である蓮弥が自分の装備を整えてエンカウントにドキドキしながら進んでいく感じが最高に面白いです。

物語のテンポもサクサク進むので蓮弥がこの先どのような運命に翻弄されていくのかすごく興味深いです。

ある日、蓮弥が森の中を歩いていると謎の輩に襲われている女性たちと遭遇する展開は必見です。

ここで蓮弥がこの女性たちを助けるために竹刀を武器に戦いを挑むのですが、過去に剣道の心得があったのか非常に美しい竹刀捌きでバッタバッタと男たちをやっつけていくので最高に興奮できること間違いなしです。

竹刀での突きの殺傷能力の高さには脱帽するばかりです。

ミステリー・サスペンス系漫画おすすめ5選|ドキドキハラハラの珠玉作品

一ページめくるのもドキドキハラハラするミステリー・サスペンス系の漫画。ここでは、ゲーム系から推理もの、ちょっとグロ系のものまで、いろんな漫画を集めました。

全てが解き明かされた時のスッキリ感も魅力の完結済みミステリー・サスペンス系漫画をぜひお楽しみくださいね。

嘘喰い (全49巻)

嘘喰い のあらすじ

主人公の梶隆臣と嘘喰いと呼ばれる斑目貘がギャンブルで大金をつかむストーリー。ギャンブルには賭郎といわれる組織が仲介しており、賭朗会員となることで賭朗の立会いの下でギャンブルを行うこととなる。

最終的には賭朗という組織を相手に激闘を繰り広げる。

嘘喰いの見どころ

カイジやライアーゲームのような心理戦が魅力。

ゲームのルールが複雑で理解するのに時間がかかる反面、ルールの裏をかいた戦略で勝利したときは作者の頭の良さを思い知らされます。

戦略も大きい要素だが、それ以上に心理戦の要素が大きく、いかに心理的に優位に立てるかが勝利のカギとして描かれています。絶対的に不利な状況でも逆転のストーリーをきれいに回収できており最後までわくわく、ハラハラさせてくれる作品です。

ストーリーの大筋は嘘喰いと呼ばれる班目獏が賭朗会員と激闘を繰り広げ、さらには賭朗組織のトップと勝負する屋形越えを目指す物語ですが、主人公である梶隆臣の成長も描かれています。

当初は搾取されるだけの人間だった主人公も嘘喰いと共に戦う内に賭け事に対する考えが変わり、ギャンブラーとしてだけではなく一人の人間としての成長も描かれています。

僕だけがいない街 (全9巻)

僕だけがいない街 のあらすじ

主人公藤沼悟には、「再上映(リバイバル)」という事件や事故の直前に戻るタイムリープ能力を持っていた。

彼は、母である佐智子の殺人事件を通し小学生時代に起きた殺人事件までタイムリープすることになる。果たして、母は殺害した犯人とは、そして、昔の事件との関係は・・・?

僕だけがいない街の見どころ

過去と現在を繋ぐ、本格タイムリープミステリー作品

最初に読んだタイムリープ系の作品です。主人公の持つ能力を駆使して、事件などを解決していく作品なのかなと感じましたが、メインは大きな事件でそれらにつながるヒントなどを追っていくのが非常に楽しみでした。

犯人と相対する場面などは漫画でも非常にハラハラします。読んでいて、やるせない場面もありますが、最終的には心に残る作品になっていると思います。

この作品は、実写化やアニメ化もされており当時はとても話題になっていました。当時は、そこまでこういった非現実的な能力を組み合わせて謎を解き明かしていくといったものは多くは、無かったように感じています。

その中で過去にも現在にもヒントが残されている点も非常に楽しく読むことができます。また、悟の正義感の強さや言葉にも魅力にも注目です。

狼と香辛料 (全23巻)

狼と香辛料 のあらすじ

馬車に乗り世界を旅している行商人のロレンスは、パスロエの村という場所にやってきていた。そこで狼の耳を生やしたホロという女性と出会う。

話の流れからホロと一緒に旅をする事になったロレンスは様々な街や村を訪れては行商人として仕入れた品物を売り捌いていくのだが・・・。

狼と香辛料の見どころ

行商人ロレンスの仕事風景が面白い

この作品の魅力はなんと言っても旅をしているという冒険感です。行商人ロレンスは始め一人で旅をしていましたが、たまたまパスロエの村でホロという狼の少女と出会い一緒に旅をする事になります。

道中での2人の会話劇などでキャラクター特有の性格などが段々とわかってくる展開が非常に興味深いです。ホロが仕切りに「わっち」と話す独特の言葉遣いも三割り増しで魅力的に見えてきます。

行商人としてのやり取りがとても丁寧に紡がれていくので、非常に楽しいですね。旅をしながら様々な街や村に行きロレンスが自分の商品を売りたい相手に交渉していくので、そこでの会話劇が最高に楽しいです。

相手のことをどれくらい信用して良いのかなど心理戦に近い描写がいくつも存在しているので、その辺に重きを置いて読み進めると尚の事作品を楽しめます。

生贄投票 (全7巻)

生贄投票 のあらすじ

ある日、高校生、今治美奈都のスマホに突然表示された「生贄投票」というアプリ。候補者としてクラス全員の名前が並べられ、生贄に選ばれた者には、社会的死が与えられるという。

何かのイタズラかと思い美奈都はとまどいながらも何気なく友人の名前を投票してしまうであったが・・・。この投票がクラスの崩壊を招くことになる。

生贄投票の見どころ

反道徳的な学園サバイバルマンガ

何かドキドキハラハラするストーリー。話の展開がおもしろくて怖いもの見たさで見てしまうような作品です。
一体誰が何のためにこんなことをするのか。

とにかく謎が多くて犯人は一体誰なのだろうかと引き込まれていく内容となっています。テンポもよくて次はどんな感じになっていくのが読んでいて止まらなくなってしまうような作品。

人間の裏表が見て取れるような作品。そこがまたおもしろくて、人間には誰にでも見せていない一面があって、それをみんなに知られてしまうことで社会的に死んでしまうくらいの一面があるってのが人間らしくていいと思います。

実際私個人にも後ろめたい一面やみんなに知られたくない一面ってあるから気持ちがよくわかります。自分は知られたくないけど、他人の闇はしりたい。人間って怖いですよね。

テセウスの船 (全10巻)

テセウスの船 のあらすじ

幼少の頃、田村心は母親から「父親は殺人犯だ」と告白を受ける。その事で母親は酷く苦しんでおり「自分たちは人前で笑顔や涙を見せられる立場ではない」と話す。

2017年になり心は父親佐野文吾が起こした無差別毒殺事件の詳細を調べていた。未だに無罪を主張する文吾。そんな中、由紀は文吾の事件について不可解な点があることを指摘して心に疑念が生まれる・・・。

テセウスの船の見どころ

タイムスリップによって謎が深まるサスペンス展開

この作品を読んでいくと家族というものが人生にとって一体どういうものなのか理解できます。

父親が殺人犯として捕まった事で、その家族たちが世間からどのような目に晒されてしまうのかなどがリアルに描かれているので非常に身につまされる思います。

一つの過ちによって、その家族たちがここまで人生を狂わされるのかと色々と考えさせられました。

この作品の最大の魅力は事件の真相を解明していくという部分にあります。主人公の心が父親の事件を調査している時に音臼村を訪れるのですが、そこでタイムスリップしてしまう展開が巻き起こるので非常にワクワクします。
過去に遡った事でより事件の真相に近づく事ができて物語が大きく進展していくので先の展開がとても気になります。