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異世界漫画のおすすめ作品43選!チート系からハーレム・ほのぼの日常まで完全紹介!

数ある異世界系漫画の中から、「絶対に読んでおくべき漫画」「読んでいないと損する漫画」をジャンル別にまとめました。

王道のファンタジー系からハーレム系、日常ほのぼの系まで、今、人気の作品を集めました。

人気作品だけではなく隠れた名作も紹介していますので、あなたがまだ知らないタイトルもきっと見つかりますよ!

異世界漫画のおすすめならまずはこの10タイトル!

ノーゲーム・ノーライフ

ノーゲーム・ノーライフのあらすじ

『 』(くうはく)という最強のゲーマーが存在し、あらゆるゲームで無敗を誇っていた。

どんな手を使っても勝てない『 』は都市伝説と言われるまでになっていた。そして、実はその正体は空と白の二人組の義兄弟。

彼らはひょんなことから異世界へと転生されてしまう。そこの世界では「すべてがゲームで決まる」という世界だった…。

ノーゲーム・ノーライフの見どころ

全てがゲームで決まる世界に最強のゲーマーが挑む

空・白のキャラクターがとてもおもしろくていい。二人とも都市伝説になるくらいの最強のゲーマーであるのに、実在はコミュ障であったりゲーム廃人、不登校、対人恐怖症というい設定。

得意なゲームでは強気なキャラであるのに対して、苦手な対人系ではすんなりおとなしくなったりするところがいかにも中二病みたいでかわいらしくておもしろい。

一癖も二癖もあるゲームで闘うことになるのだが、それがまたとてもおもしろくて、その中で空と白の二人のゲームの攻略の仕方が誰も思いつかないような奇想天外な方法なのがおもしろくていいですね。

コメディタッチに描かれているところもくすっと笑ってしまうし、とてもコミカルに描かれていてるのはおもしろくていいです。

転生したらスライムだった件

転生したらスライムだった件のあらすじ

主人公の三上は何と言うこともない人生をおくっていたがある日、通り魔に刺され37年の人生に幕をとじる。

ふと気が付くと、目も見えない・耳も見えない。そんな中で自分が別世界でスライムに転生したことに気づくのであった。

転生したらスライムだった件の見どころ

転生したら、まさかの最弱モンスター転生シリーズの中でもかなり有名な作品。

シュチュエーションがおもしろくて、転生したらまさかの最弱モンスターなんですが、それすらも楽しもうとする主人公に共感してしまう。

私も自分の今の人生がさほど普通でそこまで面白みもなくて、かといって、どう変えていいかもわからず生きてきたから。むしろ転生とかさせられたら人生はっちゃけれそうで。

最弱モンスターのスライムでありながら、様々な事件に巻き込まれつつも、どんどん仲間を増やしていっているのがとてもおもしろくていいです。最弱なのに、モンスターの主として君臨していくスライムとかすごすぎでしょ。

この辺は主人公がかなり有能なのか、それともこの世界が余程主人公にあっているのかわかりませんが、応援したくなるスライム。

この素晴らしい世界に祝福を!

この素晴らしい世界に祝福を!のあらすじ

不慮の事故で命を落とした高校生のカズマは女神アクアに異世界への転移をもちかけられる。

アクアが「異世界に臨むものを1だけもっていける」という特典を用意してくれたが、小馬鹿にしてくるアクアに腹が立ち、カズマはアクアを持ち込んで転生するというぶっ飛んだ持ち込みを提案し、異世界に降り立つのであった。

この素晴らしい世界に祝福を!の見どころ

ひねくれたクズな主人公の転生物語

主人公が王道とはかけはなれているくらいひねくれていて、クズな感じがいい。

主人公が主人公してないというのがおもしろくて、仲間どころか敵すらその言動にどんびきしているような展開も少なくない。

能力も極めて、低く幸運のステータスのみ高く、後は低いという設定も併せ持って、このクズな性格がより話をおもしろくしている。

ストーリーがコミカルでとてもおもしろく描かれている。話の展開もテンポよくて、飽きさせない感じがいいし、どんな展開がまっているか気になってしまう作品です。

主人公だけでなく、仲間になるキャラクターもとても個性的でそれでいて明るい感じの世界観が読んでいて、楽しくさせてくれる。

強敵と闘うシーンですらコミカルなのもおもしろいです。

幼女戦記

幼女戦記のあらすじ

ある日エリートサラリーマンだった主人公は自身の非情さ故に逆恨みを買ってしまい駅のホームから突き落とされてしまう。

しかし異様な空間で目を覚ますと目の前には創造主を名乗るあやしい人物が。今の地球には信仰心が足りない、人間たちはここまで恩知らずになったのかと訳の分からないことを宣ってくる。

そこで主人公は今の地球には科学によって恵まれており、それ故に信仰心は必要なくなってしまったのだと反論してしまう。

その言動が創造主の怒りを買ってしまい主人公は無理やり転生をさせられてしまう。非科学的な魔法と奇跡があり、女として戦争に参加する世界へと。

幼女戦記の見どころ

題名からは想像できない重厚で壮大な戦場物語がここに開幕

この作品の魅力は程よいファンタジーとリアルな戦場描写にあります。

舞台背景としては第一次世界大戦が起こらないまま第二次世界大戦が発生したような架空の世界。

登場する兵器は現実世界でも見た事があるような気がする兵器が登場し、戦術や陣地の作り方も同様です。しかしそこに魔法というスパイスが加わることでこの作品は唯一無二の戦記物へと昇華しています。

この魔法の設定も絶妙で一部の者しか使えないので戦記物としての風味を汚すことなく作品を引き立てているのです。

そして主人公はその選ばれし魔法を使える人間として転生します。

当初はこの世界でも前世の様に文明的な人生を送る腹積もりでいましたがうまくいきません。魔法を使えるものは戦場に欲しがられるし何よりサラリーマンとして培われた処世術が仇となってしまいます。

周囲は主人公が戦場で戦う事を希望していると勘違いしてしまい、主人公を前線へと送り込むことになってしまうのです。

そしてそもそもの戦記物としてのクオリティが非常に高いのも魅力です。

主人公の所属する国家は周囲の国全てが敵対しているという圧倒的に不利な状況なのですが、そのような状況どのように立ち向かっていくのか。そして敵対国たちもどのように動いているのかを非常に丁寧に描いています。

また戦場だけではなくスパイなどを使った戦場以外での戦いもしっかりと描かれているため、物足りない部分などないと言っても過言ではない仕上がりです。

まだまだ連載中ではありますが題名で食わず嫌いをしている方は是非手に取ってみてください。手のひらを返すことは間違いないでしょう。(筆者も手のひらを返した人間です)

私、能力は平均値でって言ったよね!

私、能力は平均値でって言ったよね!のあらすじ

平均よりもできる子であった少女・海里が高校の卒業式に少女を助けたために死亡してしまう。

目を覚ますとそこには創造主がいて、異世界転生の話をもちかけられる。今度は普通の平均能力で生きたいと願う海里。しかし、転生した主人公の能力は・・・

私、能力は平均値でって言ったよね!の見どころ

平均値以上のステータスを隠して生きる天才

前世の世界でも天才の能力を持っていたため、転生した先では一般人として生まれ変わりたかった主人公。天才は天才でなにかとなやむんだろうね。自分は天才じゃないから天才の苦悩とかしりえなかったけど。

彼女のようなに天才の苦悩を秘めている子もこの世の中にはいるんだろうと実感した。天才の苦悩を描いた作品は自分にとっては知らない世界でおもしろい。

主人公が自分能力をひたすら何とか隠そうとしているところが絶妙に面白い。ドラゴンボールの悟空やゴハンが社会人として生きていくような感じで笑えてしまう。

やっぱり超人ならではの葛藤がそこには見えて、それを暗く表現せずにパロディらしくおもしろくしているところがいいですね。キャラクターもみんな可愛らしく描かれていて魅力的。

異世界迷宮でハーレムを

異世界迷宮でハーレムをのあらすじ

高校生のミチオはインターネットの怪しなゲームサイトで初期設定を完了させた途端、異世界の村に転移されてしまう。

そこでは強力なボーナス装備のお陰で盗賊たちを撃退し、この世界で闘っていけそうな目途がつくのだが・・・

異世界迷宮でハーレムをの見どころ

主人公がハーレムをつくる目標を立てて奮闘する!

主人公が、ゲーム世界に転移してしまい、そこから抜け出せないとあせりつつも、すぐさまそこで生きていく覚悟を決めるのがいいですね。

そして、どうせなら、そこの世界でよりよい自分の世界を作ろうと奮闘するんですが、それがまさかの、「ハーレムを作る」という男性ならまあ、気持ちわからなくもないような目標をもつのがおもしろいです。

当然ハーレムを作るのが目標なエロ主人公なんで、視点もエッチな描写があちらこちらにはりめぐらされています。男性読者さんにはたまらない作品ではないでしょうかね。

ただ、女性や少年にも見やすいようにかそこまで下品じゃないくらいのサービスショットなので健全なエロさがこの作品の見どころではないでしょうか。いい感じのエロ差です(笑)

オーバーロード

オーバーロードのあらすじ

主人公『モモンガ』がそのオンラインゲーム内で世界最強になるほど愛していたオンラインゲームがサービスを終了し、最後までログインし続けていたもののサービス終了時刻になっても強制ログアウトがされない。

主人公はゲーム内のキャラクターとなっていて、機械的だったNPCキャラクターも生きた一つの存在として動き始めた。

この世界で自分が所属していたギルド『アインズ・ウール・ゴーン』を名乗り、自分以外にもこの世界に生きるオンラインゲームキャラクターを見つけるため、部下に軽い気持ちで言い鵜呑みにされた『世界征服』へ取り組みつつ、元ギルド名である自分の名を知らしめていくのである。

オーバーロードの見どころ

主人公は人間のプレイヤーか、冷酷な征服者か。どちらだろうか?

主人公は日本で生活する普通のサラリーマンでしたが、ゲーム世界では最強のアンデッドであり魔法使いです。彼自身もアンデッドで強力無比なゲームキャラクターとして冷酷な面を多々見せますが、それでも人間としての心や優しさが残っているため人間に対して差別的な悪魔である部下たちとの兼ね合いに苦労しているシーンはコミカルで面白いです。

元々がゲームでプレイヤーに従うNPC設定であるため、人間を見下すという価値観の違い以外は本当に従順で、主人公が大好きな部下たちに微笑ましさを覚えます。しかしデータではなくなった彼女たちはヤンデレっぽさを得てしまい、思い通りに動いてくれずに主人公が困惑するシーンも多いのでえげつないシーンとのギャップが愉快。

ただのハーレムではなくしっかり男性キャラクターも多いのが好印象です。

聖女の魔力は万能です

聖女の魔力は万能ですのあらすじ

ある日、主人公「小鳥遊聖(たかなしせい)」は、異世界スランタニア王国へ聖女として召喚されてしまう。しかし喚び出されたのはセイだけではなく、もう一人女の子が聖女として召喚されていた。

その国の第一王子はセイには目もくれず、もう一人の聖女を連れて去ってしまう。元の世界には戻せないと遠回しに言われ、セイは腹を立てながらも、何をすべきか考える。

城を散策するうちに出会った研究員と交流するうちに、手に職をつけるために薬用植物研究員になることに。ポーション作りに打ち込むセイだったが、聖女の力なのか意図せずポーションの効果が5割増に…?

聖女の魔力は万能ですの見どころ

努力をコツコツ、ポーションもコツコツ開幕

主人公の立ち位置が分かりやすく、突然であること・理不尽な扱いを受けたこと・その理不尽な扱いに正当に怒りを感じ主張しています。

それにも腐ることなくできることを探し、腫れ物を扱うような周囲に負けず自立して生活しようとする姿が好ましいです。

ポーション作りという、ファンタジー好きにはたまらない作業を細かく描写するところが素敵です。現実世界にある植物と同じであったり、近かったりとイメージが湧きやすくなっているところもいいところだと思います。

理不尽な目に遭っても感情的にならないところはセイが理性的な大人であることを示していて分かりやすいです。

安易に救いがあったり、ラブロマンスに走らないところも現実的で好ましく、かといって表情の変化に乏しいわけでもなく、絵柄も繊細で綺麗でクオリティに波がないので、安定して読めます。

重要ポイントのポーションや薬草が細かく、しっかり、きれいに描かれているので、見ていてストレスを感じません。

異世界おじさん

異世界おじさんのあらすじ

異世界に精神だけ飛んでいっていた青年が、ようやく元の世界に戻ってきたところから話は始まる。

長い時間異世界に行っていたので、帰ってきたら青年はもうおじさんになってしまっていた。

唯一の身寄りである甥と生活を始めたおじさんは、異世界で習得した魔法を披露しつつも、時の流れにびっくりしっぱなしで……

異世界おじさんの見どころ

最強のおじさん!最近の常識には疎い!?

この作品の魅力は、やはりセガなどの懐かしいゲームへの異常な執着でしょうか。

異世界から帰ってきたおじさんは相当なゲーマーだったので、特にゲーム関係の話題が多いです。

当時そのゲームで遊んでいた人なら誰もがくすっとする描写、また、知らなくても「そーなんだ」と思いながら笑ってしまうこと請け合いです。ゲームが好きな人は特に楽しめる作品でしょう。

物語が進んでいくと、記憶魔法を使っておじさんの記憶を見る回が増えていきます。異世界でのおじさんの活躍や不憫なところが見れるのですが、ちょくちょくラブコメみたいなのがでてきて、しかしておじさんはその尽くをスルーしてしまいます。

甥っ子と一緒に読者も突っ込んでしまいますし、またおじさんのくせにとてもかわいい子が相手なので、とても面白いです。

DRAGONBALL外伝 転生したらヤムチャだった件

DRAGONBALL外伝 転生したらヤムチャだった件のあらすじ

主人公は友達と下校中ドラゴンボールの話題で盛り上がる。「今度イベントに行こう」などと話しているとミニスカートの女性を発見。

「なんとかしてパンツが見たい」と走り出した主人公だったが歩道橋の階段を踏み外して死んでしまう。目覚めるとそこは見知らぬ土地。

鏡で自分の姿を確認するとドラゴンボールのキャラクターヤムチャになっていた。「どうせなら悟空かベジータが良かった」と嘆くのだが、ふとブルマと付き合えることを思い出し・・・。

DRAGONBALL外伝 転生したらヤムチャだった件の見どころ

転生して前世の記憶を頼りにヤムチャの運命を変える

ドラゴンボールという超有名漫画を題材に「もしもヤムチャに転生したら」というストーリーが楽しめるので、すごく面白いです。

まずドラゴンボールの内容をわかった上で流れを見ていくとヤムチャの行動がより興味深く感じられます。実際には都に行くはずですが、転生したヤムチャは死を回避するために悟空と一緒に亀仙人の元へ修行に行く選択を取るのでその辺の違いがとてもワクワクします。

この作品の作画をドラゴン画廊リーさんという方が担当されているのですが、鳥山明先生の画風にとてもよく似ているのでまったく違和感なく作品を楽しむことができます。

転生した主人公がヤムチャだったら、きっとこういう行動を取るだろうなと考えながら振る舞っている展開もおもしろポイントの一つですね。

実際の物語の中でヤムチャはサイバイマンに殺される運命なのですが、それを変えるために修行して強くなった転生ヤムチャの姿がとても凛々しくて魅力的に映ります。

チート系の異世界漫画おすすめ4選!

ありふれた職業で世界最強

ありふれた職業で世界最強のあらすじ

南雲ハジメはクラスメイトと一緒に異世界へ召喚される。ハジメが持っている職業は『錬成師』。

ある時ハジメはクラスメイトを助ける為に危険なモンスターの所に突っこんだ。しかし同じクラスメイトの誰かによりダンジョンの奈落の底に落とされる。そこにいたのは高レベルのモンスター。

死に物狂いで脱出を試みるハジメだがそこで一人の少女と出会う。ダンジョンの奥深くにはこの世界の真実があり、地上に脱出したハジメと少女。

そこには弱いハジメではなく強くなったハジメがいた。

ありふれた職業で世界最強の見どころ

圧倒的な強さで、この世の理不尽を壊しまくる主人公!

ハジメは錬成師というありふれた職業になった。周りのクラスメイト達は素晴らしい職業にばかり就いていた。

ダンジョンの奥深くに落下したハジメが死に物狂いでモンスターと戦い、強くなり成長していく姿がおもしろい。ちゃんと錬成師という職業をいかしている所が素晴らしいと思う。

ダンジョンの奥深くにはこの世界の真理がある。ハジメはこのダンジョンで1人の少女と出会い地上を目指していく。いままでひどい事されてきたハジメが成り上がりやり返していくさまが楽しみな作品。

ダンジョンの奈落の底に落とされたハジメ、彼が地上に出る時には圧倒的な強さを手に入れていた。

その驚異的な力でこの世の理不尽を片端から叩きのめしていく。叩きのめされた方はそんな事はありえないだろ!という描写がとてもおもしろい。

優位の立場に立つ相手が一瞬で最下位の立場に立つ姿。ひどい事をしていた人たちがハジメにやり返されてしまう所が読者の心をスカッとさせてくれる作品。

異世界薬局

異世界薬局のあらすじ

現代日本の薬学研究者が、異世界に転生し、薬師として活躍する物語。

転生した世界は、医療行為とは呼べない呪術やまじないが横行している状態。そんな状態の中で、現代医療と転生後に授かった異能力を駆使して、人々を救っていく。

異世界薬局の見どころ

知恵と信念で、異世界を改革する胸熱ストーリー

呪術やまじないが支持を得ている状況で、人々の信用を得るのが難しい中、それでも人々の命を救いたいと思う主人公の熱い思いに胸をうたれます。

また、主人公を支える2人のヒロインたちが個性豊かでかわいらしいです。もちろん、主人公の少年も愛らしく努力家で応援したくなるキャラクターです。

全体的に人の暖かさを感じる作品だと思います。2022年7月からアニメ放送が開始されるため、注目度の高い作品だと思います。実在する疾患や医薬品についてきちんと触れており、知識に触れるという意味でも勉強にもなる作品です。

医療系の話ですが、魔法も出てきて、ファンタジー要素も盛り込まれています。人生をやり直すのではなく、持っている知識を生かして、人々に貢献していこうとする主人公がとにかく魅力的です。

賢者の孫

賢者の孫のあらすじ

「魔人」を討伐した2人の英雄「賢者」と「導師」の孫として育てられた主人公シン。

前世の知識を元にありえない発想と魔力で魔法を駆使する彼は、王都の魔法学院に入学するも、その規格外さと常識の無さで目立ちまくってしまう。

そんな中、突如魔人化した同級生を討ったことで、世界の存亡をかけた魔人たちとの戦争に関わっていくこととなる。

賢者の孫の見どころ

魔法使いの王=魔王と呼ばれる主人公が世界の脅威に立ち向かう!

ズラしが上手いと思う作品です。

主人公を魔法使いの王という意味で魔王と呼ばせることに加えて、「聖女」と呼ばれる主人公の恋人を狙った下品な司祭が「魔王の手から聖女を救い出す」とか言い出したのは見事。

魔王と聖女が付き合ってるって関係だとこんな構図が作れるんだなと感心しましたね。これで魔人を倒した暁には、魔王と同時に勇者とも呼ばれたりしたら着地点としてもきれいだと思います。

異世界転生といえばハーレムものが定番ですが、本作にはハーレム要素はありません。もちろんたくさんの美少女キャラは登場しますが、主人公は最初に一目惚れした1人のヒロインとしっかり結婚して、しっかり尻に敷かれます。

ハーレムじゃない代わりに、初心な2人が周囲に冷やかされながらも、隙あらばイチャついてまた呆れられるというお約束を楽しむことができます。

実は俺、最強でした?

実は俺、最強でした?のあらすじ

転生した主人公は異世界で赤ちゃんになっていた。一からのやり直しと思っていた矢先に殺されてしまいそうになる。

引きこもりだった前世とは違い、生きるためにチート能力まで授かっていたのに・・・。死ぬのは免れた主人公だったが、森に捨てられてしまうのであった、果たして・・・。

実は俺、最強でした?の見どころ

どん底からの這い上がりチート最強主人公

絵も可愛くてとても魅力的。テンポよく、バランスもいい感じにとれていて、話が進むからあきないで読めるのがいいです。

シチュエーション的にもチート級の能力を持った主人公がどういう展開になっていくのか読んでいてワクワクが止まらないし、続きが気になってスラスラと読めてしまう。転生シリーズの中では上の方の作品だと思います。

主人公がキャラ立ちしていて魅力的ですね。前世がひきこもりだったというのも面白くて、今世こそはそのチート急な能力があるんだからぜひ存分にその力を使って正義の味方に主役になってほしいと思いますね。

自分を襲ってきた魔物を従わせたりできる力があるんだから、今後もっとこの世では面白い出会いがありそうでワクワクしちゃいますね。

ファンタジー系の異世界漫画おすすめ11選!

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術のあらすじ

とあるゲームで「魔王」の異名を持つプレイヤー、坂本拓真。

ある日、拓真がいつもの眠りから目覚めると、目の前には美少女が二人。主人公はとまどいながらも、二人の話を聞いていると、どうも異世界に召喚されてしまったようだ。

魔王の異世界冒険が始まる!!

異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術の見どころ

転生された知り尽くした世界で魔王の大冒険!!

絵が凄く可愛らしくていいですね。二人のヒロインがもうたまらなくどストライクです。

自分もこんな世界で二人のヒロインと冒険してみたい。そう感じさせるようなシュチュエーションが最高にワクワクさせられてしまいましたね。

キャラクターのかわいさと主人公の魔王っぽくない性格が好きでとてもおもしろくてずっと読んでいられます。

コミュ力が0だった主人公が魔王として転生してイケメンになっているところとキャラがまだ自分的にさだまっていないところがとてもおもしろいですね。自分がこんなシュチュエーションで転生されたらって考えたら凄く楽しめる作品だと思いますよ。

二人のヒロインがもう可愛すぎて、そんな二人が自分の奴隷になるなんて、もうたまらないです。

異世界チート魔術師

異世界チート魔術師のあらすじ

普通の高校生の太一と凛が突然、光に飲み込まれてしまう。気が付いたらそこは剣と魔術の異世界であった。

いきなり出て来た魔物に戸惑いつつも何とか逃げ切り、冒険者のアドバイスを受けてギルドに向かう二人だったが、ハイスペックな魔術量を有していることがわかり・・・

異世界チート魔術師の見どころ

異世界転生チートレベルの魔術を扱える主人公たち

ストーリーがおもしろいです。異世界でよくあるチート級の能力をもつ主人公たちがその世界でどうやって生きていくかが見どころのひとつですね。

バトルシーンもいいし、心理描写もよく描かれているからとてもよみやすくわかりやいし、読者を置いてけぼりにしない感じがいいです。テンポの良さもあって、サクサクみれておもしろいです。

転生シリーズはよくあるんですが、大体が引きこもりとか冴えない主人公が多い中で今作の主人公たちは幼馴染というのがいいですね。二人だけの世界でワクワク冒険できるっていうのはかなり魅力的で自分も好きなことこんな展開になりたいとすらおもってしまいました。

カップル召喚ものはこれからはやるかもしれませんね。ささりました

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようです

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようですのあらすじ

現実世界で就職活動が失敗続きで就職できない無職の主人公が、面接に向かい途中でトラック事故に合い、転生する。そこで女神からチート能力を授かるのだが、その能力は常人に比べて、400倍で成長するスキルだった。

スキルを活用し、成長を遂げるのだが、職業は依然無職のままで冒険を続ける。というのも、無職も一つの職業であり、極めると他の職業を圧倒する汎用性、利便性がある為で、無職でありつつも無双し、仲間と共に冒険を行う、王道異世界転生作品である。

成長チートでなんでもできるようになったが、無職だけは辞められないようですの見どころ

迫力のバトルと大人な描写が魅力の王道作品

あえて無職でいることで取得できるスキルがあり、他の職業になると再び無職になれない事で、無職から離れられないという実際の人生でもありがちな取捨選択を迫られる所が共感でき、「わかっているけどやめられない」が体現されたような作品です。

現実世界では役に立たない無職が無双することで、世の中の無職のフラストレーションを解消してくれる作品でした。ストーリーでも他の作品のハーレムものと違って、筋が通った恋愛をしているところも面白い要素です。

途中では、やはりハーレム調になってしまうのですが、皆が納得した上での関係なので、見ていてストレスもなく、楽しい作品です。

自身の成長もですが、仲間を成長させる描写も多く、全員の力で乗り切っていく感じもこの作品の魅力だと感じます。

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたのあらすじ

前世で過労死したOLが不老不死の魔女と出会って異世界に転生するお話。

平和な高原の村で前世では味わえなかったスローライフを満喫しつつ、生活費を稼ぐためにスライムを唯々ひたすら倒して300年の時が経った。

そんな主人公がある日、レベルを測定するとなんとレベル99ということがわかり・・・

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたの見どころ

社畜から夢のスローライフから最強の魔女へ

シュチュエーションがメチャクチャ面白過ぎる。まさかのスローライフで300年も生きた主人公がコツコツスライムを倒しまくった結果、レベル99の最強魔女になっていたという話。

主人公は決して最強の魔女になりたかったわけでもなく単にスローライフをしていただけなのがとてもおもしろくて笑えてしまいますね。すばらしいです。

ほのぼのとした世界観がいい感じです。私も社畜だからもし、今過労死したら彼女のようなスローライフを送りたいと思いますね。っていうか、死ぬ前になんとかスローライフに切り替えたくなる作品です。

キャラクターもとてもかわいらしくて、絵柄も魅力的でいい。彼女が最強の魔女だったとしても望んでいるのはあくまでもスローライフなのがいいです。

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会うのあらすじ

舞台は異世界。勇者パーティーを理不尽に追放された主人公のレインは、心機一転。自由を求め冒険者となる。

ビーストテイマーであるレインが、初めての依頼先で出会ったのは猫の耳を持つ少女だった。彼女の正体は絶滅寸前の・・・。

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会うの見どころ

「誰がお荷物だ!」猫耳少女と行く、スカッと爽快アドベンチャー

「お荷物だ」と言われ勇者パーティーを追放されたビーストテイマーレイン。しかし、彼の力は、使役した動物の力を借りて使うことが出来るチート能力だったのです。

冒険者になったレインが、新しい仲間「猫霊族」のカナデと強敵を倒していく姿は読んでいてとてもスッキリします。スカッとしたいあなたにおすすめです。さらに、レインのチート能力が次々と明らかになっていくのでそこにも注目です。

この作品の一番の見所は、かわいらしい獣人たちとの日常シーンです。

ビーストテイマーの主人公レインは、冒険を続けていくうちに最強種と呼ばれる獣人たちと仲間になります。猫耳少女たちとの些細な会話や食事シーン、

レインを仲間が慰めるシーンは読んでいてとても癒されます。

さらに、絵柄がとてもきれいなので獣人たちのかわいらしさが際立っています。癒されたいあなたにおすすめの作品です。

ソードアート・オンライン

ソードアート・オンラインのあらすじ

2022年世界初のVRMMORRPG 「ソードアートオンライン」の正式サービスが開始され、約10000人のユーザーが仮想空間を楽しんでいた。

しかし、ゲームマスターである開発者の天才物理学者がプレイヤーたちの前に突如現れて、衝撃的な残酷なゲームに参加させられることになる・・・・。

ソードアート・オンラインの見どころ

クリアしないと抜け出せない死のゲームが始まる

シチュエーションが衝撃的すぎるし、おもしろすぎる。今後プレイヤーたちがどうするのかが見たくて読まずにはいられない。めちゃくちゃ中毒性のある作品。

まるでゲームの世界に迷い込んだかのようなシュチュエーションなんですが、その世界で知ることは本当の死を意味するという設定がこの作品をおもしろくしていると思います。

主人公のキリトがカッコよくてと魅力的。王道の主人公らしくて強くて頼もしいですね。

戦闘シーンもそこまで飽きずに読んでられる。キリトが強いところもあるが、弱い人間的な一面もあって魅力的なキャラクター。それを周りの個性的な仲間がフォローしているところとかもあって、丁寧に心理描写がとかが描かれていて読みやすいです。

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛されるのあらすじ

乙女ゲーム『ラピスラズリの指輪』の世界に転生した主人公。しかし転生キャラはヒロインではなく悪役令嬢?ティアラローズだった。

しかも転生に気づいたのは、婚約者であるハルトナイツに婚約破棄される断罪イベントの前日。

前世でクリアしたゲームのエンディングで、自分が国外追放になることを知っていたティアラローズは、覚悟を決め断罪される卒業パーティーに向かう。一方、隣国の王太子?アクアスティードは、密かにティアラローズに想いを寄せていて…。

悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛されるの見どころ

悪役令嬢に転生した主人公が一発逆転

愛されヒロインに前世の記憶があり、悪役令嬢として断罪されることを受け入れていたティアラローズが、一発逆転で愛されヒロインになりかわるシンデレラストーリーです。

婚約者がヒロインを選び婚約破棄を言い渡される、悪役令嬢もの定番の断罪シーンに、ティアラを救うアクア様が登場し、スカッと展開に。アクア様の方がハルトナイツより好物件なので安心して読み進められます。

ヒロインも実は転生者だったこの作品、前世の性格が影響しているのか、なかなかあざとくて腹黒く、しかもちょっとおバカで、敵キャラながら憎めない存在です。

ストーリーが進むにつれ、隣国で思い悩むティアラローズの後押しをするほどの存在にまでなります。聖なる力の有無に関係なく、ヒロインに目もくれずティアラローズに一途なアクア様が最強にカッコいいです。

魔王様、リトライ!

魔王様、リトライ!のあらすじ

ゲーム運営者の社会人「大野昌」は気づくと異世界の森におり、自分の作成したキャラクターの魔王「九内伯斗」の姿になっていた。

状況に混乱しつつも、森の中で少女「アク」を助けて、この世界を知るために旅にでるのだが・・・。

魔王様、リトライ!の見どころ

主人公が転生したらまさかの魔王に

個性的なキャラクターが充実しているところがこの作品の見どころではないでしょうか。

暴走族・マッドサイエンティスト・こん棒を振り回す聖女などなどキャラ立ちしまくっているキャラクターがたくさんでてくるから飽きないで読めてしまうのがいいですね。

次はどんなキャラクターが出てくるのか楽しみでしょうがない作品です。

主人公が転生した魔王になるんですが、そもそもの主人公の性格がどう考えても魔王的な性格ではないのがおもしろいですね。主人公が考えなしに発言した内容が、他のキャラクターたちの中で一人歩きしているところとかがすごくおもしろくていいですね。

勘違い系の笑いはくすっと思わず笑えてしまうのがいいです。主人公と魔王とのギャップがたまらないですね。

ライドンキング

ライドンキングのあらすじ

ライドンキングは、架空の国の大統領が異世界に突然飛ばされてしまうストーリーである。

彼は動物に騎乗するのが大好きで、異世界でもつい変わった生き物を見ると興奮して乗りたがってしまうが、実力はチート級で、そんな彼が異世界でもキングとなっていく話だ。

ライドンキングの見どころ

どこかで見たことある気がする大統領、異世界を往く

この作品の肝は、なんといっても主人公がどこかで見たことある気がすることです。

柔道の腕前がすごく、がっちりとした体格で、動物が大好きで、大統領……。ここまで言えば誰のことかは想像がつくと思いますが、あくまで架空の国の大統領なので、名前は言わないようにしましょう。

そんな彼が異世界ではしゃいでいる姿を見ると、つい和んでしまいます。ストーリーとしては王道に近いかもしれません。

困ってる人を助け、強大な敵と戦い、その敵とも和解することもありつつ、さらなる巨悪と戦います。最近の異世界漫画にしてはわかりやすくはっきりとした話で、難しいことが少ないので、異世界漫画ビギナーには特に読みやすいかもしれません。

もちろん、単調で簡単な話だけでなく、クスッとするシーンや涙腺に来るシーンもあるので、どんな人も楽しめる作品だと思います。

今度は絶対に邪魔しませんっ!

今度は絶対に邪魔しませんっ!のあらすじ

主人公のヴィオレットは、不倫の末生まれた義妹を殺しかけてしまう。

義妹のメアリージュンはヴィオレットが慕っていたクローディア王子と仲むつましく、両親を破綻させた末に生まれた上に、誰からも愛される義妹をヴィオレットは本気で憎み手にかけようとするが未遂に終わり投獄されてしまう。

衰弱して意識が遠のくと、次に目が覚めたときにはことが起こる1年前まで戻っていた。

今度は絶対に邪魔しませんっ!の見どころ

後悔と過ちを抱えてやり直してみせる

スタートから囚人の姿の主人公、義妹を刺し殺そうとする少し過激なシーンが立て続けにあり、ヴィオレットの憎しみと苦しみがガツンと伝わってきます。

そして一年前に遡るという、誰しも願ったことのある時間を巻き戻してやり直す、ということが可能になり、そこから奮闘する姿が痛ましくもあり素敵でもあり、応援したくなります。

今度はあの手この手でやり直そうと奮闘するヴィオレットですが、自分の発言や行動を変えれば変えるほど、周りの反応や行動も予想外の展開になり大困惑します。

その中であの頃あんなことをしていなければ、そりゃあこういう反応が返ってくるわよね、としっかり自分を見直しもします。そのかたわら、実はもう一人時間が巻き戻っている人が…?

自衛隊彼の地にて、斯く戦えり

自衛隊彼の地にて、斯く戦えりのあらすじ

ゲートと呼ばれる扉から、古代ローマの格好をした人間と亜人と呼ばれる姿の異世界人が出現し、東京の人々を襲い始めるが警察と自衛隊の働きで異世界人の撃退に成功する。

いあわせた主人公の自衛官、伊丹は避難民を皇居に誘導し市民の安全を行った功績により階級が上がる。ゲートの先に豊富な資源があることを知った日本政府は自衛隊を派遣して探索に乗り出す部隊に伊丹の姿があった。

自衛隊彼の地にて、斯く戦えりの見どころ

自衛隊が異世界でドラゴンを倒したりゲートの謎に迫る

自衛隊が異世界で最強神話を作り出す物語です。ですが、自衛隊も異世界で最強ではあっても神ではないので、政治的な部分や日本に対して外国勢力の圧力など描かれて自衛隊の人も苦労するなと思います。

特地と呼ばれる異世界で自衛隊と異世界人と講和を望むなど戦闘も限定的なものとし資源の少ない日本が生き延びる道を模索しつつ資源確保のために動くのは好感が持てるかなと思います。

オタク自衛官が面倒見がよく実際は特殊作戦群のメンバーってオチは面白い。

実際に存在する特戦に昼行燈タイプの伊丹がいることがミスマッチですが、逆にそれがこの物語を面白くしているのだと思います。

個人的には外伝の方が好きで、自衛隊がゲートを閉じてから開くまでの間、数年間に伊丹が起こした珍道中の方が面白い。竜騎士の伊丹として活躍する?物語。

お酒を飲んだせいでケンタウロス族(人馬族)と一騎打ちをする約束をするも、お酒のせいで後悔し槍を置いて逃げる場面は印象深い場面です。

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月が導く異世界道中

月が導く異世界道中のあらすじ

真は平凡な高校生、ある日、いきなり異世界の神様にお願いされて、世界を救う勇者として召喚される。

が、しかし、召喚した女神は、真をみて、「ブサイク?」と言ってかれを異世界の、魔物が跋扈する土地に放り出される。

真はその辺境の地で、魔族やドラゴンや蜘蛛の化物と仲良くなって、異世界の辺境の土地でのんびり過ごし始める

月が導く異世界道中の見どころ

主人公と楽しい魔物たち(でもみんな美女だったりする)

主人公は最初に面食いの酷い女神から、人間と言葉が通じない呪いを掛けられ、また、人間が彼を見るとまるで魔王のように見える呪いをかけられてしまいます。そのために、主人公は人間と接する時は仮面をかぶって顔を隠しています。

主人公は、人間からひどい目にあいますけど、人間となかよくしたいので、仲間の魔物も協力して、人間となかよくしようと必死になります。

主人公をとりまく楽しい魔物たちがけっこう人間くさくて、また魔物だけど美女がおおいです。その微魔物と主人公のやりとりが結構楽しいです。

主人公は神様に強い魔力を貰っているので、その魔力でみんなを助けたりしていろんな冒険の旅をするのが面白いです。

主人公と人間はあんまり接点がなく、特に人間は魔物を蔑んで嫌っているのであまり良いコンタクトがない、人間との友好的な描写が少ないのが新鮮です。

異世界のんびり農家

異世界のんびり農家のあらすじ

中々悲惨な人生を送り病死した主人公が神様によって健康な体を貰い、長年の夢だった農業を行う転生物。

実は主人公の悲惨な人生を送った理由に神様も噛んでおり、その詫びもあってチートとも言える能力を授かったが主人公は一切その事実を知らない。

しかも転生先は人が足を踏み入れない危険ば場所で……。そんな場所でも変わらずお人好しで抜けている主人公が農業に邁進して行く漫画である。

異世界のんびり農家の見どころ

チートをチートと知らずのんびり農業をするゆるいスローライフ

周囲と主人公の認識のギャップが面白い作品です。主人公は自分がある種の最強である自覚がありません。

その気になれば国を征服する力を持ちますが、本人はのんびり農業を出来れば良いと思っていて完全に宝の持ち腐れ状態です。ですが、そんなお人好しでちょっと抜けた所がある主人公に魅力に惹かれ様々な種族が集まっていきます。

そんな主人公の視点と集まった周囲の存在の視点とのギャップが笑える程違う所が面白い作品です。

淡々とした文章ですが、風景が思い浮かんだり、ちょっとした事件を驚きながら解決したり、周囲に助けを求めたり、いつの間にか解決したり、と主人公の感性が現代人のままである事で、とても共感を持ちます。

主人公と一緒に驚いたり、首を傾げたりしながら共に農作業をしている気分になる事が出来、とても癒やされます。淡々とした手記っぽい語り口が段々癖になる作品です。

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中のあらすじ

目が覚めるとオンラインゲームの中の異世界に、転生されており、見た目はいかつい鎧を全身にまとい、鎧を取ると骸骨の騎士の姿。見た目は怖いけど、凄く心の優しい、騎士様アークのお話である。

精霊獣を助け、精霊獣に気に入られポンタとともに旅をしていくのだが、骸骨姿を見られてしまうと、モンスターと間違われるため、鎧をつけたまま旅をする物語だ。

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中の見どころ

期待を裏切らない、優しく、強いアーク鎧をとるとギャップ萌え

主人公アークが、最初から強いのに、威張ることなく地道に、お金を稼ぎながら、稼いだお金でご飯を頂くというストーリーが、素直に面白いです。

骸骨姿を他の人に見せないように路地裏で、食事をし、ビールと、焼き鳥で1杯やるところなんかは、現代を思わせていて、とても面白いです出て来るキャラクターの、ポンタが可愛くて、癒されます。

1話目から、盗賊に襲われている貴族の女の子を見たときは、少しえぐいと思ったけど、最初だけでした。

アークの人の良さにお店の人も、出会った人もいい人になっていく。ダークエルフのアリアンもその一人で、最初は助けられたにも関わらず、アークを信用していなかったが、エルフの子供たちを救い、ポンタが懐いているのをみて、アークの良さを知っていくところが面白いです。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲

デスマーチからはじまる異世界狂想曲のあらすじ

デスマーチ中に30時間ぶりの仮眠を取ったら、開発中のゲームに似た異世界にいた鈴木一郎。初心者救済用の大技で敵を一掃したら、レベルは上がりまくってお金とアイテムも集まりまくって、その上何かするたびにスキルを習得する便利な体になっていた。

仕方がないので、鈴木だけどサトゥーと名乗りつつ、魔王と戦ったり美女と知り合ったりしながら異世界を観光するのであった。

デスマーチからはじまる異世界狂想曲の見どころ

安全はチートで確保。お気楽異世界観光旅情!

異世界観光を目的に主人公が旅をする作品です。魔女と一緒にポーションを作ってみたりドワーフの里でミスリル剣を打ってみたり、異世界を本当にただ「旅行している」感じを強く全面に出していきます。

魔族討伐や盗賊退治に巻き込まれても、チートスキルで暗躍解決。「よくわからないけど、とりあえず異世界を楽しもう」というスタンスの主人公を気楽に眺めていられる作品です。

例によって本作品もハーレム要素がありますが、物語の中盤以降、主人公に明確な想い人が1人存在する状態となります。

主人公がはっきりと「この人が好き」という気持ちを持ち、周りのヒロインたちもそれを知った上で健気にアプローチすることで、主人公がなんとなく「無碍にできない」感を抱くというのが本作品のハーレム要素における特徴と言えるでしょう。

転生したら剣でした

転生したら剣でしたのあらすじ

気がつけば、転生していて、別世界でいきることになるのだが、まさかの人間でも動物でもなく剣に転生していた。

しかたなく、剣として魔物をひたすら倒していたが地面に券を突き刺したら抜けなくなってしまう。そんな時、一人の猫耳少女と出会う・・・。

転生したら剣でしたの見どころ

転生シリーズまさかの生き物じゃなく物質

シュチュエーションが転生物の中で斬新すぎるし、面白過ぎる。シュチュエーション聞いただけでワクワクしてしまいました。こんなシュチュエーション聞いたことないし、どんな話なんだろうって完全に惹かれてしまいました。

主人公がまさかの物質に転生する作品は正直初めて読みます。知性を持つ剣だけど、さすがに自分がその立場ならちょっとつらいかも。

そんな剣になってしまった主人公とめぐりあったのが、奴隷として虐げられていた黒猫の少女フラン。猫耳のキャラクターがめちゃくちゃ可愛らしくて、知性を持つ剣×猫耳少女この組み合わせは最高。ナイスマッチングです。

お互いにスキルを磨きながらもクエストをこなしていく感じがとてもワクワクする。こんごの展開がとても楽しみです。

蜘蛛ですが、なにか?

蜘蛛ですが、なにか?のあらすじ

目が覚めると周りには蜘蛛が、学校にいたはずの彼女だが気が付けば異世界転生。しかも現世では人だったのに、まさかの蜘蛛転生。

だがポジティブな彼女は、蜘蛛であることを受け入れ生きることに。生きるために度重なる困難に立ち向かう異世界物語。

蜘蛛ですが、なにか?の見どころ

生き抜くためには何が必要だ?それはご飯だ。私は生きてやる。

異世界転生ものと言えば、現世では人で、記憶をもって人に異世界転生し記憶をもとに優位にたち生き抜くスタイルが多いが、虫に転生し生き抜くのが面白いです。

ゲーム感覚でストーリーが進み自分のステータスを見れてしまう。そして、敵を倒すとレベルアップし、そして進化までしてしまう。ロールプレイング感覚のシナリオがまた面白いです。

生き抜くためには相手を倒すしかない。そしてお腹がすいては餓死してしまう。弱肉強食で生き抜くために必要です。人に転生した同級生は人であるための悩みにもがき、人種、スキル、転生先での人それぞれの悩みます。

メインは主人公の蜘蛛ですので弱肉強食で頑張っていくのですが、サブメインにて人の心情を描き違いを楽しめる作品です。

二度目の人生を異世界で

二度目の人生を異世界でのあらすじ

90歳で大往生した筈の自分が何と神様の前に居ます。「クヌギレンヤ」は神様から異世界転生を持ちかけられ、20代の若者になって異世界に転生したのでした。

転生してすぐに、若い女性がならず者に襲われてる現場に遭遇。元々が剣術の名誉皆伝の腕前を持つレンヤはならず者を一瞬で叩きのめし見事二人を救出する。

その夜、泊まった開発村でゴブリンの集団に襲われたレンヤたちは、無数のゴブリンを全てやっつける。冒険者として、ローナとシオンと一緒に冒険の旅をすることになります。

二度目の人生を異世界での見どころ

最強の剣客が異世界に転生!美女と一緒に冒険の旅!

クヌギ・レンヤは生前は剣術の免許皆伝の腕前で、94歳で一生を終えます。

女神様はその腕前を見込んで、彼に異世界転生をすすめる事に。ここでレンヤの結構男らしい性格が出ています。異世界に転生してすぐにチンピラにからまれます。まあ、若くて細身の男性、チンピラにからまれてもしかたがないでしょうか。

でも、そのチンピラを持っていた木刀で殲滅。見事美女を救い出します。その夜に美女から迫られるレンヤ、ストイックな武道家よろしくその美女を追い返します。

そうやって、美女2人と冒険者として旅をする事に実は、女神様は1人だというわけじゃなく、他の女神様が、勇者として男性を異世界に転生させています。

まあその男性がスケベ野郎で、美女を無理矢理に食いまくり、遂にはシオンにまで目をつけます実はシオンは王室の王女、シオンは王女としての使命を感じ勇者のもとに向かいます。

それを救い出すレンヤ。かっこいいですね。しかし、勇者はレンヤを魔王として、魔王討伐を宣言します。レンヤに大軍を仕向ける勇者、それを迎え撃つレンヤ達。

果たしてレンヤたちは勇者を撃退する事ができるのでしょうか。この漫画のクライマックスがここにあります。

八男って、それはないでしょう!

八男って、それはないでしょう!のあらすじ

転生先が貧乏貴族の八男だったせいで将来が不確定なヴェンデリンだったが、魔法の才能に目覚めた結果、龍を討伐したり古代遺跡を発見したりして実家よりも上位の独立貴族となってしまう。

貴族政治の面倒臭さにうんざりしながらも、次々に増えていく嫁と一緒に平穏な生活をするため奮闘する。

八男って、それはないでしょう!の見どころ

八男でも実力で大貴族に!魔法で成り上がる異世界ファンタジー!

魔法の才能に目覚めた主人公が、いろんな功績によって貧乏貴族の八男から独立貴族となり、さらには広い領地を持つ大貴族になってしまうという成り上がりを描いたファンタジー。

主人公は別に成り上がりたかったわけではないのですが、結果的にそうなってしまいます。貴族の常として、嫁もたくさんもらってしまうハーレム要素も備えており、非常にわかりやすい異世界作品と言えるでしょう。

物語が進むに従って、タイトルがほとんど形骸化していくのも本作の特徴です。八男という生まれが残念なのは最初だけで、あっという間に独立貴族となってからは普通に貴族政治の柵にうんざりしながらもそれらを魔法の実力と実績によって黙らせていくことになるからです。

ストーリーの進行によってここまでタイトルが無意味になっていく作品も珍しいのではないでしょうか。

異世界温泉に転生した俺の効能がとんでもすぎる

異世界温泉に転生した俺の効能がとんでもすぎるのあらすじ

異世界の温泉にまさかの転生をしてしまった主人公。その温泉はお客を入れるとレベルアップしていくという不思議な温泉(主人公)であった。

冒険者のお客様にとってもこの温泉につかるととても回復するということで、お客を迎え入れれるように次々とレベルアップしていく。

やはり、女の子のお客のほうがレベルアップしていくようで短時間だけでも実体化もできるようになっていくのであった。そこで交流していく可愛い冒険者との物語。

異世界温泉に転生した俺の効能がとんでもすぎるの見どころ

温泉に転生したからには女の子がたくさん出てくるよね!

温泉に転生するというまさかの展開から始まるスタートで、これこの後どういう方向性にもっていくんだろうと思わされます。温泉が何ができるんだと思っていましたが、様々な方法で冒険者たちを助けていくというところが面白味の一つと言えます。

可愛い女の子との交流が次の展開をわくわくさせてくれるストーリーになっています。

登場人物が温泉の主人公以外は可愛い女の子ばかりです。絵も女の子の描写もそこまで誇張していなくて読めます。

温泉という立場でどのように関わっていくのか難しいのではないかと思わせる展開ですが、可愛い女の子がたちがちょっとづつ気を許していく姿にちょっと萌えます。温泉なのに戦闘シーンにも参加するのはちょっと笑ってしまいました。

村人ですが何か?

村人ですが何か?のあらすじ

主人公 飯島竜人は異世界に転生し、リュート=マクレーンとなる。転生先では最適職業が村人で、家も普通の農家で貧乏だった。

ドラゴンやゴブリンがいているような異世界では職業が大きくステータスに反映される世界だったが、主人公は村人のままでぶっちぎりの最強となる。

村人ですが何か?の見どころ

村人ですが、最強ですが、何か??

村人なのにメチャクチャ強いってシュチュエーションがまずおもしろいですね。どんな展開になるのか読みたくなります。

最強なんだけど、けしてチートではないのがいいんですよね。ちゃんと主人公なりに考えてなりあがっていっているのが面白くてさすがです。毎回ワクワクさせられる展開が続いてどんどん読み進めてしまいます。

タダの村人なのに強いってだけでめちゃくちゃ爽快感を感じられるのが魅力的。丁寧に心理描写も描かれているからとても分かりやすく描かれていると思います。

主人公がメチャクチャ考えていて知恵と努力で成長していく姿が主人公を応援したくなる。彼の周りにいる女の子も凄く魅力的だからいろんなところで楽しませくれる作品です。

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パラレルパラダイス

パラレルパラダイスのあらすじ

剣道と柔道をやっている以外は特に普通の高校生ヨータは幼馴染に恋心を抱いていた。

ある日、ヨータは学校に侵入してきた謎の襲撃者に校舎から突き落とされ、目が覚めるとそこはドラゴンやモンスターが存在する異世界の山中だった・・・

パラレルパラダイスの見どころ

男がいない世界をご堪能あれ!!

なに、このエロいシュチュエーションってくらいめちゃくちゃエロいです。こんな展開男性なら好きに決まっているじゃないですか。

転生したらまさかのスーパエロエロな異世界に転生していて女の子とエッチならぬ交尾をしまくるっていうシュチュエーションがかなり過激でやばいですね。男性なら買って損はないと思います。

交尾をすれば女の子を助けれるっていうすばらしい世界観。自分的にはかなり刺さる作品ですね。

しかも、女の子がメチャクチャかわいらしくてたまらないですね。こんな女性ばかりの世界観に自分も転生してみたい。

そして、絵がうますぎて女の子が気持ちよさそうになっている感じがすごくつたわってきて刺激が強すぎます。最高。

魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフ

魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフのあらすじ

普通の高校生だった富士宮総司狼はある晩自宅を襲った強盗に刺されて短い生涯を終えてしまうのであった。

しかしながら、総司狼は「神」と名乗る大太刀と小太刀とともに異世界に転生することになるのだが、果たして総司狼の運命は!?

魔剣師の魔剣による魔剣のためのハーレムライフの見どころ

本格的な異世界ハーレムをご堪能あれ

なんといっても、女の子がかわいらしくて丁寧に描かれているのがこの作品の魅力とだと思います。主人公が若干冴えない感じなのも女の子の魅力を存分に魅せるためのテクニックだと個人的には好感がもてます。

絵が綺麗だから見ていて目の保養にもなるしイラストだけでもお金がとれるくらいのハイクオリティでいい感じでオススメですね。

なんといっても、圧倒的に主人公のハーレムチックなシュチュエーションがうらましすぎます。自分もこんな感じで可愛い女の子に挟まれて冒険してみたいですね。

主人公に自分を重ねて読むだけでも結構テンション上がるので、オススメしたい読み方です。刀の擬人化してみるという展開も斬新でおもしろくてエロエロな描写もいい感じ。

回復術士のやり直し

回復術士のやり直しのあらすじ

この作品は、勇者となったものの虐げられ続けた男が、過剰なまでの回復スキルを使ってすべてに復讐していく物語である。

主人公は癒の勇者として見初められるものの、その実態は他の勇者の鬱憤や性欲を満たす存在であり、心神喪失状態となる。

しかし、薬物によって壊れた彼は、その実薬物耐性というスキルを手にしており、最後の戦いで味方に反旗を翻し、手に入れた賢者の石と自らの力で時間遡行を成し遂げる。そうして、彼は人生をやり直すこととなったのである。

回復術士のやり直しの見どころ

復讐者となった勇者が、すべてをぶち壊す

この作品の一番の魅力はなんといってもスカッとする、いわゆる「ざまぁ系」であるところです。

1周目の世界でひたすら責め苦を受け、たくさんの復讐したい人間がいる主人公は、2周目の世界でそいつらにいろいろな復讐をしていきます。

特に術の勇者である姫にはみているこっちも顔を背けたくなるような復讐をするので、そういう作品が好きな人には刺さること間違いなしです。

復讐にもいろいろありますが、この作品における復讐は心を折るものが多いです。相手の心を折って、復讐するどころか仲間にすらしてしまう主人公の悪逆さは、感心してしまうほどです。絵もとても綺麗なので、復讐なのにエッチなのはとても興奮してしまいます。

また、その復讐もとても計画的で、見事なまでに相手の上をいきます。「ざまぁ系」だけでなく、「俺つえー系」にも該当するので、そっちが好きな人にも合うでしょう。

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本好きの下剋上

本好きの下剋上のあらすじ

本が大好きな女性が地震で命を落とす最期の時に願ったのは「本がもっと読みたい」と言う事でした。

ですが目を覚ました先は本など一切存在しない世界。しかも謎の熱に犯され病弱というマイナススタート。そんな中マインと生きる事になった主人公は本が存在しない事に絶望しますが、実は本が存在していた事を知り……。

そんな本が大好き過ぎて周囲が見えなくなる主人公がマイナススタートの中、それでも本を求めて暴走しつつ生活環境を整えていく。「本が無ければ作れば良い!」をもっとうに生きていく作品です。

本好きの下剋上の見どころ

マイナススタートをモノともしないビブリオマニアによる悲喜劇

世界観などを含めた設定が細かく作り込んであると思います。貴族と平民の関係。魔力に関しての考え方、そして神々に対しての考え方など、細かく設定されており、矛盾もないので読みやすく、その世界に吸い込まれるように読む事が出来ます。

貴族や平民の生活描写なども細かいので、どれだけ二者の間に溝があるかも判るので、もどかしい思いをしながらも、それをぶち抜いていく主人公の言動に爽快感を感じる作品です。

出てくる登場人物が皆人間味があり、本の中で「生きている」のだとまざまざと感じさせる描写が秀麗だと思います。

特に主人公は情もありますが本が好きすぎて周囲を顧みない事もあるという体が病弱という事を抜いても中々の問題児です。ですが現代社会で生きた道徳観はこの世界では異質でありながらも人を惹きつける魅力となって現れています。

そんな主人公に振り回される周囲もそれぞれの常識によって思考し、時に理解し時に反発し主人公と接しているので、主人公に共感しつつも共に生きているのだと感じさせる描写が素晴らしい作品だと思います。

異世界食堂

異世界食堂のあらすじ

ファンタジー世界で1週間に1度だけ出店される食堂。世界6柱の1柱である伝説のドラゴンがお気に入りのこのお店で出される料理は、とん汁やコロッケ、納豆スパ、カレーなど、日本でよく食べられるものばかりだ。

しかしそれらは異世界では見られない料理ばかりで、腕のいいシェフによって振る舞われる料理は異世界人を魅了していくのである。

異世界食堂の見どころ

私たちの大好物が、文化の違う人たちに気に入られるという喜び。

登場するキャラクターには見た目が二足歩行の爬虫類であるリザードン(青尻尾一族)や、二足歩行のライオンである獣人など『異世界』だとわかりやすいのも素敵なところです。

青尻尾一族が登場する回はオムライス、ライオン獣人のライオネルが登場する回はメニューがカツ丼など、どの種族や性格のキャラクターが何を食べるのかも楽しみなところです。

客として来るのは大英雄や、世界を揺るがしかねない伝説の存在もいます。しかしその境遇ゆえの孤独や葛藤などリアルな苦しみを抱えていて、中には自分の命を軽視してしまっているキャラクターもいるのです。

しかし美味しい料理というものは彼ら、彼女らの心をも動かす力があり、間接的に悩みを解消する行動へのきっかけとなることもあります。

どれだけの偉人であっても悩みを抱える姿と、食事によって行動するだけの気力が回復する姿には人間味を感じて思わず応援したくなり感情移入せずにはいられません。

ダンジョン飯

ダンジョン飯のあらすじ

ダンジョン探索を生業とする冒険者ライオスは、ダンジョン深層でレッドドラゴンに遭遇!応戦するも敵わず、退散を余儀なくされる。

ライオスたちパーティの仲間を逃がすため、深層で一人、レッドドラゴンの元に取り残された妹のファリン。彼女を救出するために、再びダンジョンに向かうも仲間が抜ける、装備が足りない、金も無い。そして何より、腹が減った!

こうしている間にもファリンの命が危ない……そこでライオスは残った仲間に提案する。食料は現地調達しよう……つまり、襲ってくるモンスターを食べながら、ダンジョンを探索しよう!

ダンジョン飯の見どころ

モンスターを食らい、ダンジョンを攻略しろ!

かつてその島に存在したという黄金の国。そこは今もなお狂乱の魔術師によって支配され、ダンジョンの地下深くに囚われている……。

冒険者ライオス一行が、深層に残してきてしまった妹を残った仲間と一緒に予算不足、資源不足のじり貧の中、妹を救出しに向かいます。

ライオスたちははたしてダンジョンを攻略し、妹を助け出すことはできるのか?ダンジョン攻略を別の目線から描いた、バトル要素もある少し不思議なグルメ漫画です。

空腹が敗因になるなんて、ファンタジー世界において誰が想像したでしょう。主人公のライオスはそもそもモンスターが大好きで、好きすぎるあまり味も知りたくなったというヤバい奴です。

しかし一応、相いれない存在としての線引きはしています。黄金の国?狂乱の魔術師?それよりも食事だ!ライオスたちのおつむはこれ一択、生き残らねば妹を救出できませんから。

深層に向かう道中、モンスターを倒し料理しますが、これがまたおいしそうで悔しい。モンスターの生態や味、魔法の仕組みなど、かなり綿密に構成されていています。物語が進み、深層が近付くにつれ明るみになっていくダンジョンの正体。ちょっと変わったグルメ漫画と侮るなかれ。

異世界居酒屋「のぶ」

異世界居酒屋「のぶ」のあらすじ

異世界と繋がっている居酒屋「のぶ」での物語。私たちには馴染みのある料理も異世界の住人にとっては珍妙な食べ物として描かれています。

異世界の住人たちが「のぶ」で初めて食べる料理と、「のぶ」で出会う人たちに魅了されていきます。

異世界居酒屋「のぶ」の見どころ

異世界でトリアエズナマでも飲みませんか?

私たちには馴染みのある居酒屋メニュー「枝豆」や「鳥の唐揚げ」などが異世界の人にとっては衝撃の食べ物という設定が面白いです。

枝豆の塩加減が癖になって手が止まらなくなったり、鶏が泳ぐほどの大量の油で揚げられる唐揚げに感動したりしている異世界の人たちのリアクションが面白いです。読むと居酒屋に行きたくなります。

キャラクターがみんなかわいいです。登場したときは嫌な性格のキャラクターも、「のぶ」で初めて見る料理に驚き、食べて感動している姿を見ると憎めません。

どのキャラクターも最後には「のぶ」で出される料理の虜になっていて、平和な世界で見ていて安心します。作品に出てくる食べ物すべてが本当に美味しそうで、見ているだけでお腹が減ります。

はたらく魔王さま!

はたらく魔王さま!のあらすじ

勇者に敗北して力を失い、ファンタジー世界から現実世界へやってきてしまった魔王は貧乏生活を強いられる。

フリーターとしてマグロナルドでアルバイトをしながら、築60年6畳一間に部下と二人暮らしで生活。勇者まで現実世界にやって来て、にぎやかでどたばたなラブコメディだ。

はたらく魔王さま!の見どころ

世界を揺るがした大魔王が、日本で貧乏生活をするラブコメディ。

魔王時代はなかなかに冷酷非情で勇者以外には敵わない大魔王だった主人公が、せっかく得られた魔力を使って壊れた建築物を修復するなど、日本で暮らして心優しくなっているのが読んでいて気持ちがいい。

元々「魔王サタン」だったのが「真奥貞夫(まおうさだお)」という日本人名で暮らしているのも面白く、名前もキャラを表しているので覚えやすいです。

魔王がアルバイトをして、部下が節約でやりくりする財政的に厳しい生活。なのにもう1人やってきた元部下で、現実世界に勇者と魔王を抹殺するため裏切り者がふたたび魔王の部下になると引きこもり生活を始めて生活費を圧迫するなど、申し訳ないけれど状況の悪さに笑ってしまいます。

六畳一間に男3人というのもなかなか厳しいものがあるものの、有事の際にはしっかり魔族としてそれぞれ有能なギャップもキャラクター魅力があり、見ていて自然に引き込まれてしまいます。